結束バンドの向きを簡単に確認する方法

日常生活やDIYで結束バンドを使う場合には、結束バンドの向きに注意を払う必要があります。では、結束バンドの向きを確認する方法について解説します。

結束バンドの向き確認する方法

あまり知られていませんが、結束バンドには向きがあります。結束バンドの向きは、しっかりと結束するために非常に重要なので、ぜひ向きを確認する方法を知っておくようにしましょう。

結束バンドはバンドの先をヘッド部分に挿しこむことで、LANケーブルなどさまざまな物を留めることができます。

DIYする場合には、かなりの重量がある木材なども結束バンドで留めてしまうこともあるでしょう。

重量があるものでもしっかり留められるほど、結束バンドは丈夫で信頼性の高いアイテムなのです。

結束バンドの向きを見極めるのに重要なのは、バンドの部分です。バンドの部分をよく見ると、片側にセレーションと呼ばれる、のこぎりの歯のようなギザギザが付いていることに気づくでしょう。このセレーションはまっすぐではなくやや傾いて作られており、結束バンドにとって非常に重要な部分です。

バンドをヘッドの部分に挿し込むと、セレーションがヘッドの爪に引っかかり外れなくなります。セレーションは傾いているので締め付ける方には動かせますが、外す方には動かせないようになっているのです。

したがってセレーションが内側になっている状態が結束バンドの正しい向きとなります。正しい向きで結束バンドを使用すれば、バンドがヘッドを通るときに音がするはずです。

もしLANケーブルなどを束ねたときに、セレーションが外側に来ている場合には向きを間違えているのでやり直す必要があるでしょう。

結束バンドの向きを間違えるとどうなる?

結束バンドはしっかりと固定されていれば、簡単に外すことはできません。

急いで外したければ、ニッパーなどの刃物で切るしかないでしょう。

しかし結束バンドの向きを間違えていると、簡単に外れてしまいます。セレーションがヘッドの爪に引っかかっていないと、簡単に手でも外すことができるのです。お子さんのような力のない方でも、向きが違う結束バンドの場合は外せるのでより注意が必要です。

結束バンドで束ねたり留めたりしたものは通常簡単には外れないので、向きを間違えると思わぬ事故につながりかねません。しっかり留められていると思っていたものが落下したり、束ねられていたケーブルがバラバラになってしまったりする恐れがあります。

とくに自宅でのDIYや、建設現場でケーブルなどの固定のために結束バンドを使っている場合には、結束バンドの向きをしっかり確認することでトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

結束バンドの向きを間違えないためには

ではどうすれば結束バンドの向きを間違えずにすむのでしょうか。

もっとも重要なのはセレーションを見逃さないことです。結束バンドにはいろいろな色がありますが、セレーションはすぐに見分けることができます。

のこぎりの歯のようなギザギザしたものなので、触って判断することも可能です。一方でセレーションがない側はツルツルしているので、見分けるのは難しくないでしょう。

続いてバンドの向きを間違えないコツは、音を聞き逃さないことです。

バンドをヘッドに通すとき、爪にセレーションが引っかかるので必ず音がします。バンドを引っ張ったときに「カチカチ」と連続して音が鳴れば、向きはあっています。

一方でほとんど音がせず、抵抗なくスーッとバンドを引っ張ることができるようであれば向きを間違えているかもしれません。結束バンドを外す方向にバンドを引張り、外れるかどうかを確認しましょう。

さらに注意が必要なのは、バンドのねじれです。

結束バンドのセレーションが一見内側を向いているように見えても、ヘッドに挿し込むバンドがねじれた状態になっていると、セレーションが爪に引っかかりません。

LANケーブルのような比較的細いものを束ねる場合にはねじれに気づきやすいですが、狭い場所で木材など太いものを留めようとする場合にはねじれに気づきにくくなります。とくに床や地面に寝転がっていたり、狭い場所に手を入れて作業していたりするときにはそういえます。

やはりその場合も、セレーションが爪に引っかかる音を確認することが重要です。音がしないように思えたなら、一度引っ張ってみて結束バンドが外れないかどうかを確かめるようにしましょう。

安全に作業するためにも、結束バンドの向きを確認しながら着実に作業を進めることが重要なのです。

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結束バンドは日常生活でも使えるとても便利なアイテムです。結束バンドでしっかり留めたものは、簡単に外れることはないでしょう。

しかし結束バンドの向きを間違えてしまうと、事故につながりかねません。

自分や家族、さらに一緒に働いている方の安全を守るためにも、結束バンドの向きはきちんと確認してから使うようにしたいものです。