結束バンドが劣化する原因と必要な対策

ケーブルや荷物の固定に使う結束バンドは非常に頑丈なアイテムですが、外的要因によっては劣化します。品質の落ちた結束バンドは安全性にも不安が出てきますし、壊れた結束バンドの破片などが散らばったり、ほかの部品に紛れ込んだりするとさらなるトラブルにもつながるため、扱いには注意を払いましょう。

ここでは、結束バンドが劣化する主な原因と、劣化に強い耐候性のある結束バンドの強みをご紹介します。

結束バンドが劣化する原因は紫外線や荷物の荷重など

結束バンドを劣化させる主な原因は、紫外線や荷物の荷重といった外的要因です。具体的には、次のようなものが原因で結束バンドは少しずつ劣化していきます。

*紫外線
*乾燥
*熱・直射日光
*振動
*荷重

過度の乾燥や高温下での結束バンドの利用はできるだけ避けましょう。また、結束バンドに荷物を引っ掛けたり、強い振動のある場所に使ったりする場合は、定期的に結束バンドを取り替えることも重要です。

耐候性のある結束バンドの特徴は色が黒いこと

窓際や屋外で結束バンドを使用する場合、「黒色」の製品を選びましょう。基本的に、結束バンドは素材であるナイロンの色、半透明に近い乳白色です。しかし、ナイロン自体は紫外線や乾燥の影響によって劣化してしまいます。耐候性を高めた製品には、外的要因による劣化を防げる黒色の結束バンドが多くあります。

ただし、中には白いナイロンの結束バンドを、塗装して黒にしている製品も存在します。耐候性の高い結束バンドを購入したい場合は、「屋外用」や「耐候性」といった記載のある商品を選ぶとよいでしょう。また、ナイロンよりも水や薬品に強いポリプロピレン素材の結束バンドなら、黒色にこだわる必要はありません。

耐候性があると長寿命!耐候性の有無による劣化速度の違い

外で使用しない結束バンドも、できれば耐候性のある商品を選ぶのがおすすめです。たとえば、一般的に広く使われている白い結束バンドには、たいていの場合「ナイロン66」という素材が使われています。ナイロン66の寿命は、約1年から2年です。しかし、同じナイロン66でも、耐候性を持たせる加工がされた「耐候性ナイロン66」なら、最大で9年ほど長持ちします。

***

結束バンドの劣化を遅らせれば、交換の手間や破損のリスクにも対処できます。結束バンドは、耐候性のないものだと1年から2年で寿命を迎えてしまう可能性があるため、長持ちするものを使いたい場合は、耐候性のある結束バンドがおすすめです。