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プラスチック素材の種類ごとの特徴を詳しく紹介

プラスチックと一言でいっても、たくさんの種類があり、それぞれに組成や性質が異なります。プラスチック素材の種類、主な素材の特徴などをこちらでご紹介します。プラスチックのこれからについて、考えてみましょう。

プラスチック全11種類一覧

プラスチックの全11種類は下記のとおりです。

*アクリル樹脂(PMMA)
*AS樹脂(SAN)
*ABS樹脂(ABS)
*塩ビ(PVC)
*高密度ポリエチレン(HDPE)
*低密度ポリエチレン(LDPE)
*ポリカーボネート(PC)
*ポリアミド(PA)
*ポリプロピレン(PP)
*ポリスチレン(PS)
*ポリエステル(PET)

※カッコ内は略号

ポリプロピレンやポリエステルなど主なプラスチック素材の特徴

プラスチックは、絶縁性や耐錆・防腐性が高いだけでなく、軽くて柔軟性があるため加工がしやすく、低コストの大量生産に向いています。
反面、温度変化や薬品・溶剤に弱い、耐久性が低い、表面が柔らかいため傷つきやすいといった欠点もあります。

プラスチックは種類によって性質が異なります。たとえば、ポリプロピレンはプラスチックのなかでも比較的熱に強く、ポリカーボネートは熱だけでなく衝撃に強いため、電子機器やスマホケースなどに使用されています。

主なプラスチックの種類や用途については次のとおりです。どのようなシーンで、どんな形で使われているのかを見てみましょう。

*ポリエステル(PET):透明で強い性質、ペットボトル・卵のパッケージなど
*ポリプロピレン(PP):熱に強くてツヤがある性質、台所用品・車の部品など
*アクリル樹脂(PMMA):透明で強い性質、コンタクトレンズ・メガネなど
*塩ビ(PVC):燃えにくくて丈夫な性質、コート・手袋・フィルムなど
*低密度ポリエチレン(LDPE):軽くて薬品に対して強い性質、ポリ袋・容器など
*高密度ポリエチレン(HDPE):衝撃に対して強い性質、パイプ・バケツなど
*ポリカーボネート(PC):熱や紫外線に強く耐衝撃性が高い、電子機器など

プラスチックの現状とこれから

現在、プラスチックの使い捨てに対する対策が世界規模で行われています。レジ袋やプラスチック容器、ストロー、カトラリーなどに対して、課税、有料化、使用禁止にするなどが主な取り組みです。
また、廃プラスチックを主原料にして再生燃料を製造する取り組みも各国で行われています。

プラスチックは世界中で、さまざまな製品となりたくさんの人の生活を支えてくれています。生活に欠かせないものだからこそ、その後のプラスチックの再生などにもっとたくさんの人が興味を持ち、行動していかなければならないでしょう。

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多方面で用いられ、世界中の製品を支えているプラスチックですが、便利な反面、環境問題に発展することもあります。
現在、多くの人がプラスチックへの意識を高めなければならない時代になりました。これをきっかけに、ぜひプラスチックについて少し考える時間を設けてみてください。