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LANケーブルの変換アダプターをご紹介!PoEについても知っておこう

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

LANケーブルの変換アダプターをご紹介!PoEについても知っておこう

機器の小型化、薄型化が進み、さらに無線での通信技術が発達したため、有線で接続するためのコネクタが少なくなってきています。

LANケーブルについても、無線LANが高速化したことで、無線LANで済ませられる場面が増えています。

それでも、仕事で使用したり、動画やゲームなどのように高速な通信を必要としたりする場面では、LANケーブルでの接続が必要になるでしょう。

そこで今回は、LANケーブル接続を可能とするための変換アダプターについてご紹介いたします。

PoEについてもあわせてご紹介しますので、変換アダプターを探している方はぜひ参考にしてみてください。

 

有線LANを接続できるコネクタとは

LANケーブルで接続された通信ネットワークと接続するためには、通信ネットワークで送受信されるデータを受け取ったり、送り出したりすることができる機能を持ったコネクタを使用する必要があります。

USBコネクタを利用する

現在、データの送受信に使われるコネクタとしてはUSBコネクタが主流です。

USBコネクタにはさまざまな形状がありますが、主に使われるのはType-AとType-Cです。

また、通信速度などによってUSB 1.0/2.0/3.0/3.1/3.2の仕様があります。

Type-Cのコネクタは、高速なデータ通信が可能なUSB 3.0/3.1/3.2にのみ対応しています。

変換アダプターを購入する前に、接続先の機器のUSBコネクタの形状や仕様を確認しておきましょう。

専用コネクタを備えた機器

USBコネクタがない機器の中にも、専用のアダプターを使ってLANケーブルを接続できるものがあります。

そもそもLANケーブルを接続できるのか、接続できる場合は使用できるアダプターがどんなものか、メーカーのホームページや使用する機器の説明書などで確認しましょう。

 

コネクタの形状別の変換アダプター

USBコネクタのType-AとType-Cとでは、Type-Cの方が高速の通信に対応しています。

古い機器のType-Aのコネクタには高速のデータ通信に対応していないUSB 1.0/2.0対応ものもあります。

接続先の機器にType-AとType-Cの両方のコネクタがある場合には、Type-Cを利用するとよいでしょう。

USB Type-Cに接続できる変換アダプター

変換アダプターの最低限の機能は、LANケーブルを変換してUSBコネクタに接続することです。

ただ、LANケーブルからUSBコネクタへの変換機能だけを持った変換アダプターを使用すると、機器側のUSBコネクタをLANケーブルへの接続で占有してしまいます。

そこで、LANケーブルへの変換だけでなく、ほかのケーブルも接続できるように複数のコネクタを備えた変換アダプターがあります。

なかには、USBコネクタを分岐させたり、HDMIコネクタを備えたりしたものもあります。

USB Type-Aに接続できる変換アダプター

USB Type-Aに接続するタイプの変換アダプターにも、Type-Cに変換するアダプターと同様に、USBコネクタの分岐やHDMIコネクタへの変換の機能を持ったものがあります。

また、そのうちの多くは、高速でのデータ通信が可能な、USB 3.0/3.1/3.2に対応しています。

専用のコネクタに接続できる変換アダプター

USBコネクタ以外の専用のコネクタにLANケーブルを接続する場合は、専用の変換アダプターが必要です。

サードパーティなどから互換性のある変換アダプターが発売されている場合がありますが、購入する場合は互換性を十分に確認することが重要です。

 

PoEって何?

変換アダプターを調べていると、「PoE対応」と記載されているものがあります。

PoEとは何か、確認しておきましょう。

PoEとは

PoEとはPower over Ethernetの略称で、LANケーブルを通して電力を供給することです。

変換アダプター自体が電力を必要とする場合もありますし、変換アダプターの接続先の機器が電力を必要とする場合もあります。

またPoE対応の機器を使用するには、おおむねCat(カテゴリ)が5e以上のものでなければならないため、PoEを使い始める際には、ケーブルのカテゴリに注意しましょう。

PoEについてはこちら

PoEは必要か

電源はないがLANケーブルは配線されているという場合、カメラや照明などを設置する際に

PoEは大変便利です。

PoEは、ケーブルさえあれば電源が不要などのメリットがあるため、職種や職場によっては、経費削減・業務効率化のために必要という場合もあるのではないでしょうか。

PoEを使用するメリットについてはこちら

 

まとめ

LANケーブルの変換アダプターを購入する際には、機器のコネクタの形状や通信速度などをきちんと確認しておくことが重要です。

USBコネクタのほか、専用のコネクタにLANケーブルを接続できるものもありますので、十分に確認しましょう。

また、変換ケーブルによってコネクタを1つ使用することになりますので、有線LAN以外の機器をケーブルで接続する必要がないのか十分に検討して、必要な場合はLANケーブル以外のケーブルが接続できる仕様の変換アダプターを選択しましょう。

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