ナイロン製の結束バンドとは?どんな特徴があるのか解説します|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

ナイロン製の結束バンドとは?どんな特徴があるのか解説します

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

ナイロン製の結束バンドとは?どんな特徴があるのか解説します

さまざまな結束バンドの種類の中には、ナイロン製の結束バンドがあります。

一般的な結束バンドと違い、耐久性や耐熱性など性能面で優れています。

汎用性が高い上に頑丈なのでどこでも使っていけることから、興味がある方も多いのではないでしょうか。

それでは、ナイロン製の結束バンドにはどんな特徴があるのか解説しましょう。

 

ナイロン製の結束バンドとは?

ナイロン製は結束バンドに使われる代表的な素材

ナイロン製は結束バンドに使われる代表的な素材であり、中でもナイロン12とナイロン66といった種類があります。

どちらの素材も単純に強度が高いだけでなく、さまざまな用途で使っていけるほどの汎用性を秘めています。

ナイロン12とナイロン66についてはこちら

 

ナイロン製の結束バンドの特徴

ナイロン製の結束バンドの特徴は、以下の通りです。

 

  • ・ナイロン製は汎用性が高い
  • ・白と黒の結束バンドがある
  • ・耐久性と柔軟性に優れている
  • ・ナイロン12製結束バンドは耐候性にも優れている
  • ・ナイロン66製結束バンドは耐熱性が高い
  • ・カラーバリエーションが豊富にある

 

ナイロン製の結束バンドは一般的な結束バンドにはない魅力的な特徴があるため、どんな特徴があるのかチェックすることが大切です。

それでは、どんな特徴なのか解説しましょう。

ナイロン製は汎用性が高い

ナイロン製の結束バンドは汎用性が高いという特徴があります。

強度が高い上に耐候性や耐熱性に優れているなど、幅広い用途で使っていくことができるので、ここまで汎用性が高い結束バンドは少ないのではないでしょうか。

さらに100円ショップで販売されていることも多いため、手軽に購入できるのも大きなポイントです。

手軽に購入できる上に汎用性が高く、どんな目的でも使用できるのは他の結束バンドにはない特徴だと言えるでしょう。

白と黒の結束バンドがある

ナイロン製の結束バンドはカラーバリエーションが豊富にありますが、室内用と室外用に白と黒の結束バンドがあるのも特徴です。

白の結束バンドは紫外線による影響を直接受けてしまうので、劣化を防ぐために室内用として使われます。

黒の結束バンドは紫外線を遮るための遮蔽剤が使われているため、室外用として使うのに最適です。紫外線による影響を受けにくいので、室外用として使いたい場合は黒がおすすめです。

耐久性と柔軟性に優れている

ナイロン製は基本的に耐久性と柔軟性に優れています。

耐久性に優れているので長期的に使えるだけでなく、まとめたケーブルや配線などを傷つけない柔軟性の高さも併せ持っているのが特徴です。

結束バンドをきつく締めると配線等を傷つけてしまう恐れがありますが、ナイロン製なら傷つけにくいので使いやすいでしょう。

ナイロン12製結束バンドは耐候性にも優れている

ナイロン12製の結束バンドは耐候性にも優れているのがポイントです。

一般的な結束バンドと比べて天気の影響を受けにくいため、変形して耐久性がなくなるのを心配する必要性がありません。総じて室外用として使いやすいでしょう。

特に夏場や冬場で使用しても変形しにくいので、長期的に使いたい時におすすめです。

ナイロン66製結束バンドは耐熱性が高い

ナイロン66製の結束バンドは、耐熱性が高いのがポイントです。

一般的な結束バンドの場合、高温時に変形しやすいので強度が減衰しやすいのが問題でした。しかし、耐熱性に優れるナイロン66製であれば、夏場の暑い季節や高温に晒されやすい場所などで長く使用できます。

カラーバリエーションが豊富にある

ナイロン製の結束バンドは、白と黒の他にも数十種類のカラーバリエーションがあります。

使用用途だけでなく、見た目も気にするならカラーバリエーションを重視することが大切です。

中には結束バンドの色にこだわるという方もいるため、インテリアに合わせて色も合わせたいと思うこともあるかもしれません。そんなとき、カラーバリエーションが豊富なナイロン製であれば、手軽に取り入れることもできるでしょう。

 

ナイロン製よりも強度が高いポリプロピレン製とは

ナイロン製は汎用性や耐久性等に優れていますが、より強度が高いポリプロピレン製があります。

それでは、ポリプロピレン製について解説しましょう。

ナイロン製よりも強度が高く、耐熱性に優れている

ポリプロピレン製は、ナイロン製よりも強度が高い上に耐熱性に優れているのがポイントです。

場所によってはナイロン製でも耐えられないことがありますが、ポリプロピレン製なら耐えられる場合もあります。

ナイロン製は幅広い用途で使用できますが、ポリプロピレン製ならそれ以上に幅広い用途で使えるのがポイントです。

酸やアルカリにも強い

ポリプロピレン製は強度や耐熱性に優れているだけでなく、酸やアルカリにも強いのが特徴です。

酸やアルカリを含む薬品等を使う場所などで重宝するでしょう。

工場や医療現場でも使われる

工場や医療現場ではさまざまな薬品等が使われることがあるので、生半可な性能の結束バンドは使用できません。

しかし、ポリプロピレン製の結束バンドであれば薬品等が使われていても問題なく使用できるほどの耐久性を持っているため、採用されることが多いです。

 

まとめ

ナイロン製は耐久性、耐候性、耐熱性などに優れており、強度も高いので汎用性が非常に高いのが魅力です。

汎用性が高い上にカラーバリエーションも豊富で、さまざまな用途で使用できるのも大きなポイントと言えるでしょう。

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