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LANケーブルの寿命

LANケーブルは頻繁に買い替えが必要な製品ではありません。「LANケーブルの寿命はどれくらいなのだろう?」と考えたことはないでしょうか。こちらでは、LANケーブルの耐用年数や劣化要因についてお話します。

LANケーブルは20、30年使用可能

LANケーブルに起こりやすい故障は以下の3つです。

LANケーブルは、どの程度の期間使用できるのでしょうか? 実は、LANケーブルの明確な耐用年数は示されていません。

ネットワーク環境では、10年以上同じLANケーブルが現役で活躍している例もあります。適切に使用すれば、20~30年は継続使用可能だと考えられています。あくまで通信をしているだけであれば、LANケーブルの消耗はほぼないということです。

ただし実際に施設で使用している場合、なんらかのダメージを受ける可能性はあります。特にLANケーブルが露出している状態では負荷を与えてしまうことが多く、破損の状況に応じて買い替えが必要な場合があるのです。

LANケーブルの劣化要因

LANケーブルの代表的な劣化原因についてご紹介します。

コネクタの破損
コネクタには接続を維持するためのツメが搭載されていますが、引っ張った衝撃で壊れてしまうことは珍しくありません。ツメが壊れると抜け落ちが起こるため、そのまま使用するのは困難になります。

カビ
湿気が多い環境ではカビの発生が考えられます。通信への影響はほとんどありませんが、衛生上・美観上の問題から好ましくありません。

紫外線
LANケーブルの被覆には耐候性がないため、紫外線を浴びると劣化します。屋外や窓際で使用する場合は注意が必要です。

ねずみによる被害
環境によっては、ねずみにLANケーブルをかじられる被害が発生します。被覆がかじられ内部が露出した状態のケーブルを継続使用するのはおすすめできません。

その他のダメージ
露出しているLANケーブルにはつまずきによる衝撃、こぼれた飲み物、薬品の付着などさまざまなダメージが考えられます。モールで保護するのも一般的ですが、すべてのダメージから守るのは困難です。

快適な通信を行うためには買い替えが必要?

「いつまで使用に耐えうるか」という点でLANケーブルの寿命を考えた場合、上述したダメージ以外にも寿命を縮める要素はあります。

インターネットコンテンツの情報量やクオリティは日進月歩で向上しており、それに比例してデータ通信料も大きくなってきました。今後、快適な通信のため、さらに上のカテゴリのLANケーブルが求められるかもしれません。また、LANケーブル以外の通信ケーブルが生まれる可能性も十分に考えられます。

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今回ご紹介したようにLANケーブルは事実上意識する必要がないほど寿命が長い製品です。ただし、外因的なダメージは起こり得るためLANケーブルの状態は定期的にチェックしてください。