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銘板ラベルの劣化を早める4つの原因と きれいに保つポイント

銘板ラベルは一般的な紙製ラベルに比べて耐久性が高いのが特長です。しかし、ラベルの素材と用途の組み合わせによっては劣化が早まる原因となります。劣化が進むと見た目が汚くなってしまうのはもちろん、刻印されている文字やサインが見づらくなってしまうので注意が必要です。ここでは銘板ラベルが劣化する原因やきれいに長持ちさせるポイントなどをご紹介します。

銘板ラベルが劣化する主な4つの原因

1.熱

半導体製造プロセスやプリント基板管理製造プロセスといった場所では高熱にさらされるため、熱によってラベルが溶けてしまう可能性があります。

2.紫外線

合成樹脂の場合、光エネルギーを吸収すると分子同士の化学結合が切断され、劣化を引き起こす原因となります。

3.水

プラスチックは本来水に強い性質を持っていますが、合成樹脂の種類によっては加水分解を起こし、ラベルの劣化につながることがあります。

4.薬品

溶剤などの薬品を取り扱う環境下でラベルを使用すると、薬品の影響でラベルが剥がれたりするおそれがあります。

銘板ラベルの素材は大きく分けて紙とフィルムの2種類

銘板ラベルをきれいに保つポイントをお伝えする前に、銘板ラベルの素材について確認していきましょう。銘板ラベルの素材には、大きく分けて紙とフィルムの2種類があります。紙素材はコストが安く、大量印刷に適した素材です。表面にコーティングを施したアート紙や光沢とツヤのあるミラコート紙など複数の種類がありますが、いずれも水に耐性がないため、屋内用ラベルに用いるのが一般的です。

対して、フィルム素材は紙よりも耐久性に優れた素材です。PETや塩ビ、ユポなどが一般的で、どの素材を使用するかは用途や求める機能によって異なります。屋内外で利用できるため、活用シーンは紙素材より豊富です。そのため、銘板ラベルではフィルム素材を使用するのが主流となっています。

銘板ラベルをきれいに保つ:用途や環境に合う素材を選ぶ

銘板ラベルの劣化を防ぐ最も重要なポイントは、用途や環境に合ったラベルの素材を選ぶことです。そこで、先にお伝えした銘板ラベルの素材についての知識が役立ちます。屋内で使用する銘板ラベルであれば紙製のものでも十分ですが、屋外で使用するのなら耐久性の高いフィルム素材を使用する必要があるでしょう。

また、同じフィルム素材でもユポは耐水性に長けている一方、耐候性にはあまり優れず、直射日光が当たる場所で使うとひび割れやすくなります。そのため、日光が当たる場所で使うのなら耐候性の高い塩ビが適していますが、熱や薬品にさらされる環境下で使うのなら耐熱・対薬品性に優れたPET素材が有効です。

銘板ラベルは耐候性を重視する

銘板ラベルは経年劣化するのに加えて、屋外で使用する場合は、雨風などに強い耐候性に優れた素材を選ぶのがベストです。また、場合によっては熱や薬品などに耐性のある素材を選ぶことで劣化のスピードを遅らせることができます。

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銘板ラベルが劣化すると、銘板ラベル本来の目的を果たせなくなってしまいます。銘板ラベルを長持ちさせたいとお考えなら、今回の内容を参考に劣化の原因を理解し、用途や目的に合わせて最適な物を選択するようにしましょう。