有線LANなのに遅い?原因と対応策|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

有線LANなのに遅い?原因と対応策

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

パソコンとインターネットを繋ぐ有線LAN。

無線LANに比べ、安定した高速通信が可能な有線LANですが、通信速度が遅くなってしまうことがあります。

その原因やそれぞれの対応策についてご紹介します。

速度が遅く感じる、その原因とは

有線LANであるにもかかわらず、インターネットの通信速度が遅く感じる場合には、下記の2つの原因が考えられます。ここからは可能性の高い原因を2つご紹介します。まずは下記の2つの原因のどちらかに当てはまらないかを確認しましょう。

 

ネットワーク機器、または回線が原因

まずはネットワーク機器や回線など、LANケーブル自体が原因となっているケースです。この場合、具体的には、下記の3つが原因となっている可能性があります。

・LANケーブルの状態が悪い(劣化、破損)、または規格が古い

・モデムやONUという光回線終端装置、ホームゲートウェイに異常が発生している

・使用している回線、プロバイダ自体が遅い など

 

パソコンのソフトウェアや設定に問題

上記のようにネットワーク機器や回線が原因ではなかった場合、パソコンやソフトウェアの設定が原因していると考えられます。この場合には、下記のようなことが原因の場合があります。

・パソコンのOSやドライバー、ブラウザが古い

・ネットワークのアダプター・DNSサーバーのどちらかの設定に問題がある

・VPNやプロキシを設定している など

状況に応じた対応策

通信速度が遅くなっている原因を把握したら、その原因に適した対応策を行います。ここからは、4つのケース別の対応策をご紹介します。

 

LANケーブルの確認

LANケーブルが原因かを確認する場合には、LANケーブルの劣化具合と、規格が古くないかを見ます。

LANケーブルの耐用年数は約30年とされていますが、複雑な配線をしていたり、直射日光に当たっている、良く踏む場所に設置しているなど、使用環境が悪い場合は数ヶ月程度で劣化することがあります。

LANケーブルが劣化していた場合には、新しいLANケーブルに買い替えることで、通信速度が速くなります。なお、LANケーブルを買い替える際のポイントは、後ほどご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

またLANケーブル自体が劣化していなくても、規格が古すぎると速度が遅くなることがあります。LANケーブルの規格が「Cat5(カテゴリ5)」以前の場合には、対応できる通信速度が100Mbpsに限られます。ケーブルの規格に原因がある場合には、「Cat5e」や「Cat6」、「Cat8」などの規格のLANケーブルに買い替えましょう。

 

モデムやONUを再起動

モデムやONU、ホームゲートウェイが原因の場合には、これらの電源を一度切り、10分ほど放置してから再起動することで改善できる可能性があります。

電源を切る際は、機器の背面にある電源プラグを抜いてください。

 

ドライバーのアップデートを行う

パソコンのWindowsなどのアップデートが済んでおらず、最新版でない状態も、通信速度が遅くなる原因になります。Windows10の場合は、OSをアップデートすることで、ネットワークドライバーの問題が解消され、通信速度の異常も解消されることがあります。

長期間アップデートを行なっていない場合は、OSを確認し最新版にアップデートしましょう。

 

ブラウザを更新、キャッシュ削除

ブラウザは機種改善のアップデートが定期的に提供されています。ブラウザの更新をしていない場合には、最新バージョンに更新することで通信速度が改善する場合があります。

また、使用しているブラウザのキャッシュを長期間削除していないことも、通信速度が遅くなる原因になります。普段から定期的にキャッシュを削除するよう心がけましょう。

LANケーブルを買い替えるときのポイント

LANケーブルが劣化していたり、規格が古い場合はLANケーブルを買い替えなくてはなりません。そこでLANケーブルを買い替える際のポイントをご紹介します。

まずLANケーブルには「Cat(カテゴリ)」という規格があります。このカテゴリのタイプにより通信速度が大きく変わります。それぞれのカテゴリの通信速度を把握し、用途に合ったタイプを選ぶことが大切です。

例えばオンラインゲームや動画編集、音楽編集を行うなど、通信速度の速さや快適さを求める人は、「Cat7」が最適です。一方でインターネットサーフィンや、動画視聴を楽しみたい、速度は重視していない場合には、「Cat6」で十分です。

Cat は、数字が大きくなるほど安定した高速通信が可能です。しかしその分購入費用も高くなるため、用途に合ったタイプを選びましょう。

また、スタンダードや極細、フラットなど、形状にも違いがあります。劣化を防ぐためにも、使用環境に適した形状のものを選びましょう。長い距離の配線にはスタンダード、ケーブルが混雑する場所では極細、絨毯やカーペットの下に配線する場合はフラットが適しています。

まとめ

安定した高速通信が可能なLANケーブル。しかしさまざまな原因により、通信速度が遅くなることがあります。通信速度が遅いと感じた場合には、いち早く原因を把握して状況に応じた対処を行うことが大切です。

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