LANケーブル買う前に知っておきたいタイプ別の特長|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

LANケーブル買う前に知っておきたいタイプ別の特長

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

「LANケーブル」とは、インターネット接続の際に必要なケーブルのことです。

いざLANケーブルが必要な時に、どのタイプが適しているか、どのような種類を購入すればいいのか、悩まれる方も多いのではないでしょうか?

長さや形状、使用する目的にあった物など、買う前に知っておきたいことは沢山あります。本記事では、LANケーブルを購入する前に知っておくと役立つ情報を、できるだけわかりやすくご紹介します。

形状タイプ別 どんな形の線が良いのか

まず、LANケーブルをどのような場所で使うのか、線の長さはどれだけいるのかを考慮して合う形状の線を選んで下さい。

形状によってノイズが多くなる場合もありますが、家庭で使う分にはさほど通信速度は変わりません。部屋のレイアウトや、必要な線の長さで選んで下さい。

こちらでは、見た目でわかる形状のタイプ別に説明していきます。

 

①スタンダードタイプ

「スタンダードタイプ」は、最もポピュラーな形状のLANケーブルです。

直径が5m~6mと、ほかのタイプよりは太いことが特徴です。

それゆえに曲げにくく、取り扱いのしやすさは劣ります。しかし、電気的特性が一番安定しており、ノイズの影響を受けにくいのがメリットです。配線を長く取らないといけない場合は、スタンダードを選ぶことをおすすめします。

曲がりにくいので無理な力がかかると、断線する可能性があります。配線スペースは余裕をもって確保したほうがいいです。狭い場所に使う場合は、曲がらないよう気をつけて下さい。

 

②フラットタイプ

「フラットタイプ」は、線が平たく薄い形状のケーブルです。4mmほどの薄さなので、折り曲げが簡単かつ、入り組んだ配線に最適です。

また平たい形状なため、カーペットの下に這わせて使用できたり、隙間に入れ込んだりできるので見た目を損ねません。

しかし、スタンダードタイプよりはノイズの影響は受けやすく、環境によっては通信速度が遅くなったり不安定になる場合があります。

そのため、長く配線を取らないといけない場合には不向きです。

加えてフラットタイプは、強く引っ張ったりすると切れてしまう恐れもあるので、丁寧に扱いましょう。

 

③スリムタイプ

「スリムタイプ」は、スタンダードタイプの半分ほどの直径の細いLANケーブルです。

柔軟性があるため取り扱いが簡単なタイプで、幅広いシーンで使用されています。狭くてスペースが無い場所や、壁に這わせたい時にピッタリです。

スタンダードタイプとの違いは、ノイズへの耐性です。しかしフラットタイプ同様、ノイズが発生しやすいデメリットがあります。またフラットタイプのように平たく無く細いため、踏みつけたりする圧に対してダメージを受けやすいでしょう。

使用用途タイプ別

LANケーブルは、速度の違いによって「CAT5・5e・6・7」という種類にわかれています。ケーブル部分に小さな文字で書いてあるので、LANケーブルがどのカテゴリかはすぐに分かります。

カテゴリを説明する時に「bps」という数値の単位がありますが、bpsはビーピーエスと読み、1秒間に何ビットダウンロード可能か表す単位です。1Gbpsなら、1秒間に125MBのデーターがダウンロード可能という事になります。

これを踏まえて、カテゴリを使用用途別に選びます。

 

カテゴリとは

LANケーブルにはカテゴリと呼ばれる規格があり、規格によって通信速度が変わってきます。例えば、CAT6と書いてある場合はカテゴリ6という規格となります。

カテゴリは大きく7つに分かれており、数字が大きいほど通信速度が高くなるのです。

各カテゴリには、通信速度の上限があります。

ここで注意したいのは、契約しているインターネット回線やパソコンなど、最大通信速度に見合ったLANケーブルのカテゴリを選ぶことです。

契約している回線が1Gbpsで、LANケーブルが0.1Gbpsのポテンシャルだと十分な速度が出ません。なので、契約している回線の速度をきちんと把握しておくことが大切です。

 

タイプ①最低限のネット接続だけで十分

CAT5(カテゴリ5)

最低限のネット接続で十分な場合、CAT5で問題ありません。

メール送受信や最低限のネット接続ならCAT5で問題ありませんが、MAX100Mbpsなのでそれ以上の速度は望めません。近年はネットで動画を見る人も増えており、あまり使用されなくなってきています。

 

タイプ②インターネットで動画をよく見る方

CAT5e(カテゴリ5e)
YouTubeなど、インターネットで動画を見る方におすすめなのはCAT5eです。

先にご紹介したCAT5と比較し、大幅に性能が向上したCAT5eは距離の延長も可能です。

最大通信速度1Gbpsがあり、LANケーブルも安価で一般家庭での利用も推奨されている、標準的なLANケーブルです。

 

タイプ③新しいサービスにも対応できる余裕が欲しい方

CAT6(カテゴリ6)

CAT6は最大通信速度1Gbpsで、CAT5eと通信速度に違いはありませんが、CAT5eより周波数とノイズの耐性が高くなっています。

現在、CAT5eで十分でも今後の回線通信のサービスや取り巻く環境に対応できるよう、余裕のあるCAT6を選んでおいてもいいのかもしれません。

 

タイプ④液晶テレビでネット動画を視聴する方

CAT6A(カテゴリ6A)

通信速度が10GbpsのCAT6Aは、CAT6より早い通信速度が出ます。液晶テレビでネット動画を視聴する時にピッタリです。

CAT6よりも長い距離の通信にも対応出来るので、広いオフィスで使用する場合に最適です。以降CAT7、CAT8とありますが、超大量のデーターをやり取りする時に使用されるので、普通に使うことはほとんどありません。

単線タイプか、より線タイプか

①単線

太い銅線が8芯分入っている単線は、ケーブル自体が固いので曲げて使うことはむずかしいですが、通信が安定しており、長距離の配線にも最適なタイプです。

固く扱いにくいですが、安定した通信のためには単線を選ぶほうがいいかもしれません。

②より線

7本の細い銅線を8芯分寄り集めて作られているより線タイプは、ケーブル自体に柔軟性があり取り扱いが簡単ですが、単線に比べると安定感が落ちてしまいます。

しかし、繋げたいLANケーブルの長さが5m以下ならば、より線でも大きな問題はありません。

まとめ

快適な通信環境を作るために、LANケーブル選びは重要です。

まず、LANケーブルを繋ぐ距離は余裕を持って測って下さい。この時、10mを超えそうなら単線タイプを選びましょう。

次に、LANケーブルがどんな場所を通るかを確認します。カーペットの下などに這わせたい場合はフラットタイプ、線を通す場所が狭く、距離も短ければスリムタイプを選んで下さい。

最後に、家のネット回線の通信速度を調べます。家のネット回線が1Gbps以上あるようでしたら、5e以上を選ぶことをおすすめします。

この3点をきちんと押さえておけば、迷わずにスムーズに購入できるでしょう。

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