モジュラープラグの種類や選び方について分かりやすく解説

電話線やLANケーブルをモジュラージャックに差し込むには、モジュラープラグを使用する必要があります。

モジュラープラグの装着自体は比較的簡単ですが、複数の種類がありますので、用途やニーズに合ったものを選ぶことが大切です。

ここでは、モジュラープラグの主な種類と、モジュラープラグの正しい選び方についてまとめました。

モジュラープラグの種類

モジュラープラグの種類は、大きく分けて3つあります。

 

1. 4ピン型

端子が4つ配置されているタイプのモジュラープラグです。

4芯しかなく、主に電話機本体と受話器をつなぐカールコードに使用されます。

 

2. 6ピン型

端子6つの6ピン6型は、壁にある電話機のコンセントと、電話機本体をつなぐ際に用いられるモジュラープラグです。

「電話線」「電話機コード」「モジュラーケーブル」と呼ばれるのがこのタイプで、芯線の数によって接続される機器が異なります。

たとえば家庭用の電話機やFAXは、単純な通信しか行わないため、芯線の少ない6極2芯のモジュラープラグが用いられます。

一方、内線などに使用するビジネスホンは、家庭用で使われるタイプよりも芯線の多い6極4芯を使用します。

さらに、家庭用電話機とドアホンを接続する場合は、より芯線の多い6極6芯が使われます。

 

3. 8ピン型

通称RJ45、RJ48と呼ばれるタイプのコネクタで、4ピンや6ピンに比べるとコネクタの幅が少し大きいところが特徴です。

8つのピンがすべて信号線に繋がれる端子8つ・芯線8つの8極8芯タイプで、光回線やADSL、ケーブルテレビといったLAN接続に用いられます。

以上がモジュラープラグの主な種類ですが、コンタクト部の形状によって、さらに「単線導体用」と「撚り線導体用」の2種類に分類されます。

 

単線誘導体用・撚り線導体用

単線導体用は、1本のケーブルが1本の銅線で構成されている「単線」専用のモジュラープラグです。単線導体用のコンタクト部は、細い銅線を傷付けないよう、真下から押し上げた時に包み込むような状態で接触する仕組みになっています。

撚り線導体用は極細の銅線を複数撚り合わせた「撚り線」専用のモジュラープラグです。コンタクト部の先端が尖っていて、芯線に食い込むような形で接触する仕組みになっています。

ケーブルを挿入する入線口のサイズは、プラグによって異なります。差し込むケーブルの外径とマッチしない場合、ケーブルを入れることができませんので要注意です。

モジュラープラグの基礎知識

モジュラープラグとは、電話線やLANケーブルなどの信号線をまとめて接続する際に用いる端子(コネクタ)のことです。

モジュラープラグを先端につけたケーブルは「モジュラーケーブル」と呼ばれ、電話回線やLAN接続などに用いられます。

一般的にはプラグというとケーブルの先端についているほうをイメージしますが、厳密にはケーブル側の凸型コネクタを「オスコネクタ」、差し込み口側の凹型コネクタを「メスコネクタ」といいます。

モジュラーケーブルを差し込むメスコネクタは、主に「モジュラージャック」と呼ばれ、凸を逆さにしたような形状をしています。

モジュラープラグの上部には、ラッチと呼ばれるツメ型の部品がついており、モジュラージャックに差し込むとラッチが内部で引っかかって固定される仕組みになっています。

ラッチは上から押すとロックが解除されるため、着脱ともにワンタッチで行えるところが特徴です。

モジュラープラグの選び方

モジュラープラグを選ぶ際にチェックしたいポイントは2つあります。

 

1. 単線用か、撚り線用か

モジュラープラグには、単線導体用と撚り線導体用の2種類があると説明しましたが、違いはコネクタ部の形状のみで、一見しただけでは単線用か撚り線用か見分けるのは困難です。

単線:ケーブルが固く、ノイズを受けにくいので長距離での接続に適しています。

撚り線:柔らかくて折り曲げることができるので短距離での使用に適しています。

どちらを選ぶかは用途や活用シーンによって異なりますので、芯線の仕様に合わせて選びましょう。

なお、メーカーによっては単線・撚り線兼用のものも発売されています。

 

2. 適用ケーブル外径をチェックする

モジュラーケーブルの入線口に対し、ケーブル外径が合わないとケーブルを挿入することができません。

たとえば、LANに用いられる8極8芯のRJ45は、カテゴリ5e以下のケーブルなら通常のタイプと適合しますが、カテゴリ6のLANケーブルを使用する場合は、カテゴリ6専用のRJ45を使用する必要があります。

モジュラープラグには「適用ケーブル外径」が表示されていますので、使用するケーブルの外径に合ったモジュラープラグを選びましょう。

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モジュラープラグは、端子や芯線の数、コネクタ部の形状、入線口のサイズなどによって複数の種類に分かれています。

モジュラープラグを取り付けるケーブルの条件に合ったものを選ばないと、電話回線やLANの接続に使えませんので、事前にケーブルとプラグの相性をしっかり確認しておきましょう。

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