家庭内LANを高速化するためにやるべきこと5つ|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

家庭内LANを高速化するためにやるべきこと5つ

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

LANケーブル

家庭内LANを構築した最初のうちはアクセス速度に満足していても、使っているうちに物足りなくなって、もっと高速化したいと考えるようになります。家庭内LANを高速化するためには、どんなことをやるべきなのでしょうか。また、家庭内LANの高速化に必要な部材や、高速化を確認する方法もご紹介いたします。

家庭内LANを高速化するためにやるべきこと

家庭内LANを高速化する方法をいくつかご紹介いたします。いくらパソコンが高速化しても、ネットの通信速度が追いつかなければ意味がありません。ネットの通信速度に問題がある場合は、以下の方法を実践すれば高速化が可能です。

 

1. モデム&ルーターの再起動

モデムやルータを再起動するだけで、通信速度が速くなる可能性があります。モデムやルータは最初に接続すると、あとはずっと電源を入れっぱなしにしておくものですが、通常はこれで問題ありません。しかし、何らかの不具合で余計なデータが入り込んでいる場合もあります。そこで、毎日ではなくても、時折モデムとルータの電源を切って再起動してみましょう。

 

2. ネットワークドライバの再インストール

まず、デバイスマネージャーを開きます。Windows10では、スタートボタンを右クリックし、デバイスマネージャーをクリックします。さらに、ネットワークアダプタを選択して、削除し、最新のドライバをインストールしてください。ドライバを最新にするだけで、何らかの不具合が解消して通信速度がアップすることがあります。

 

3. ルーターの設定

無線通信を使っている場合は、高速な周波数帯(5GHz等)を使っているか確認しましょう。また、低速な周波数帯(2.4GHz等)は、できればオフにするとパフォーマンスが向上します。これは、低速周波数帯を使わないだけで、出力を抑えてルーターの負担を減らすことができるからです。不要な無線出力を減らして混線を避けるためにも有効です。

さらに、無線チャンネルをいろいろ変更してみるだけで、高速化できることがあります。特に集合住宅などでは、近隣で使っている周波数がたまたま同じだったりすると、それだけでパフォーマンスが落ちてしまいます。そのため、チャンネルを変えることが有効なのです。また、帯域については、倍速出力が可能であれば設定しておきましょう。

 

4. 最適なMTU値の設定

ネットの通信はパケットで行いますが、このパケットの大きさがMTUです。MTUの大きさを最適化すると、通信速度が上がる可能性があります。ただし、あまり大きくしすぎると逆効果なので、あくまでも最適化することが大切です。

 

5. 高速の通信デバイスを用意する

通信速度は、高速のルータと高速のパソコンがあれば、それだけで大幅にアップできます。そのため、最新の高速通信が可能なルータを購入し、パソコンも最新機種にすれば高速通信が実現します。

家庭内LANの高速化に使う部材

家庭内LANの高速化には、LANケーブルの交換が効果的です。通常のLANケーブルは100Mくらいですが、これを思い切って1Gに交換するとパフォーマンスが飛躍的に向上します。また、ルーターを交換するのも有効です。

パソコンを普通に使っているだけなら通信速度に不満がなくても、動画のダウンロードやゲームをすると途端に速度が気になるものです。最新のルーターには有線LANと無線LANを両方とも搭載したタイプが多いため、かなり使い勝手がよくなっています。しかも1万円を切る値段で手に入るものが多いので、気軽に交換することができます。

無線LANルーターの設定は面倒なイメージがありますが、Wi-Fi設定に少し手間がかかるだけなので、それほど大変ではありません。WPS対応の無線LANルーターを使っていれば、「Wi-Fi設定コピー」機能ですぐに設定できます。

家庭内LANの高速化を確認する方法

家庭内LANの高速化を確認するためには、回線の通信速度を測定できるサイトを利用するという方法があります。

前述した高速化のための方法を実践したら、さらに、通信速度を測定できるサイトを利用して、高速化できたかどうか測ってみるといいでしょう。また、高速化を実践する前に通信速度を測ると、現在の通信速度がわかります。改善すべきか否かすぐに判断できます。さらに、ネット接続中に急に通信速度が落ちたら、このサイトを使ってどこに問題があるのか解明することも可能です。

ちなみに、通信速度には「下り速度」と「上り速度」があります。下り速度は、ネットからパソコンへどれだけスムーズにデータが流れてきているかを見るものです。動画閲覧や動画のダウンロード、ゲームなどをする際に重要な速度です。

これに対して上り速度は、動画や写真などをアップロードする際の速度です。一般的に通信速度は下り速度を指すことが多く、下り速度が速ければ速いほど、ストレスなくネット接続を利用できます。

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家庭内LANを高速化する方法をいくつかご紹介しました。これらの中にはすぐに実行できるものから、実行するには費用がかかるものまであります。この中から1つずつ実行して、通信速度の高速化を実現しましょう。また、高速化できたかどうかは、通信速度を測るサイトを利用すれば簡単に確認できます。

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