アクセスポートとトランクポートの違いを分かりやすく解説

「アクセスポート」と「トランクポート」は、どちらもネットワークエンジニアやプログラマーにとっては基礎中の基礎にあたるIT用語です。しかし、これからネットワークエンジニアの勉強をしようと考えている方や、ネットワーク初心者にとっては理解しづらいものでしょう。

今回は、そんなアクセスポートとトランクポートの意味や違いを分かりやすく解説します。

アクセスポートとトランクポートの違い

アクセスポートとトランクポートの違いは主に次の2点です。

1. 決まった1つのネットワークのデータのみが通る穴がアクセスポートで、複数のネットワークのデータが通る穴がトランクポート

2. アクセスポートはPCなどの端末をつなぐ穴で、トランクポートは主にスイッチ同士をつなぐ穴

以下で詳しく、それぞれの特徴についてみていきましょう。

アクセスポートとは1つのネットワークを形成する穴のこと

アクセスポートとは、1つのネットワークを形成する穴のことです。主にPCやプリンターなどの端末とスイッチ(ネットワークを作る機器のこと)を接続するために使われます。

アクセスポート最大の特徴は「選んだポートの種類で、所属するネットワークが決められる」という点です。そもそもネットワーク自体は網上に色々な線を張り巡らしているものですが、アクセスポートからは1つのネットワークしか生み出せません。ただし、PCやプリンターは、このアクセスポートとつながらないとスイッチを介して情報収集やデータ送信などができないため、これが必須なのです。

トランクポートとは複数のネットワークを形成できる穴のこと

トランクポートとは、複数のネットワークを形成できる穴のことです。スイッチ同士をつなげるように設定することで、他のスイッチとネットワークを形成できます。また、このトランクポートでは、トランクリンク(タグLAN )が使われるのが特徴です。このトランクリンクとは、いわば「名札付け」のようなものと考えるとよいでしょう。

荷物を届ける際、あて先と送り主の住所を書きます。データを送るときも同じで、どのアクセスポートに送るかを送る側のスイッチがタグ付けするのです。受け取った側のスイッチはつけられたタグを読み取り、対象のアクセスポートへ送ります。この機能により、送り先に正確な情報を送ることができるのです。

2つのポートの特徴をつかみ違いを理解しよう

アクセスポートとトランクポート、両者の最大の違いは「所属するネットワークの数」にあります。数の違いによってそれぞれが果たす役割や機能は大きく変わるため、ネットワーク関連に携る方は、確実に頭に入れておきましょう。

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端末とスイッチをつなぐアクセスポートを選ぶなら「パンドウイット(Panduit)」が販売しているデータアクセスポートがおすすめです。盤の開閉無しに盤内部の機器にアクセスできるほか、アクセスポート自体に施錠を行うことで、他社からのアクセスを制限できるといった安全面の配慮がなされているため、製品をお探しの場合はご検討ください。

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