データセンターに不可欠! 失敗しないラック選びのポイント|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

データセンターに不可欠! 失敗しないラック選びのポイント

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

データセンター

通常、データセンターではサーバーを床に置いたり、直に積み上げたりするようなことはありません。専用の収納ラックを使用して、ラックを管理します。現在は、ニーズにあわせてさまざまな収納ラックが展開されています。空調やサーバーの数など、環境に適していないラックを選ぶと、サーバーのパフォーマンス低下、故障といったトラブルも否定できません。こちらでは、データセンターに不可欠なラック選びの代表的な3つのポイントについてお話します。

発熱に注意

コンピュータの発熱はパフォーマンス低下や故障の原因となります。特に負荷の大きな処理を常に行うサーバーは、発熱量も大きいと考えられています。CPUの性能向上に比例して発熱量も増加してきているようです。

データセンターのラック選びでは、冷却効率について考える必要があります。近年は、空調の効果を最大できる通気型ドアを採用したラックが評価されているようです。また、ラックに設置できる熱交換器やクーラーなど、別の冷却ソリューションを用意する場合もあります。

メンテナンスの手間を考慮する

長期的にサーバーを運用していく以上、定期的なメンテナンスを行う必要があります。データセンターの規模感によっては、メンテナンスも非常に大掛かりな作業になるでしょう。ラックの作業性はメンテナンスにかかる手間は時間に大きな影響を与えます。機器の入れから、再配線などの効率を意識し、作業性の高いラックを選ぶことが大切です。作業性の低下はそのまま運用効率の低下を意味します。

物理的なダメージを防ぐ堅牢さが必要

収納するサーバーに対応するラックを使わない場合、変形や破損が起きることもあり<ます。万が一サーバー本体にまでダメージが及べば、大切なデータを失うなど取り返しのつかない事態になりかねません。想定しているサーバーの重量と長期使用に耐えられる堅牢なラックを選びましょう。近年は、大規模地震が多発している事実から、ラックの耐震性能も重要視されています。

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今回は代表的なラック選びのポイントをご紹介しました。導入する現場やサーバーの規模によって、ラックに必要なスペックは変わってきます。とりわけデータセンターではラック選びによって生産性が上下することもあります。また、万が一の事故や災害が起きれば、極めて重要度の高いデータが失われてしまうかもしれません。あらゆる事態を想定し、慎重にラックを選ぶようにしてください。

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