LANケーブルの余り部分の処理方法|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

LANケーブルの余り部分の処理方法

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

LANケーブル

LANケーブルにもさまざまな長さのものがありますが、どちらかと言えば余りがちで、持て余しているケースが多いのではないでしょうか。ここでは、LANケーブルの余り部分をどう処理すればよいか、解説していきます。

ぐちゃぐちゃにそのままはNG!

長く余ってしまったLANケーブルを、そのままなんとなくまとめてしまっていませんか?LANケーブルの余り部分をきちんと整えておかないと、ホコリが溜まって、最悪の場合火災を引き起こしてしまいます。

 

ぐちゃぐちゃな状態だと、掃除が行き届かなくなります。LANケーブル周辺には電子機器や電源コードなどが多くあるので、そのあたりにホコリが溜まることで、火災の原因になります。電気コードなどに、溜まったホコリが干渉して発火する可能性がある点に注意しましょう。

ギュッと縛りすぎるのもNG!

LANケーブルの余り部分をなんとかスッキリさせようと、ギュッと縛ってまとめているケースもあるでしょう。しかし、きつく縛りすぎると断線破損の原因になるので注意が必要です。

 

断線しやすいこともそうですが、実はプラグ部分(=LANケーブルの両端にある接続部分)が折れやすい点にも注意しなくてはなりません。プラグ部分が折れたまま、端子がずれた状態で使用していると、その隙間から火花が飛び、火災の原因になることもあります。

緩く丸めて直射日光が当たらない場所がベスト

断線破損しないように、LANケーブルの余り部分をまとめるには、緩く丸めると良いでしょう。適切に丸めておけば、通信速度に影響することもありません。

 

「適切に」がどの程度かというと。ケーブル外径の4倍以上の「推奨許容曲げ半径」が必要です。

 

  • Cat5e(カテゴリ5e):外径5.2mm⇒21mm
  • Cat6(カテゴリ6):外径6.3mm⇒26mm

 

また、設置場所は直射日光が当たらない場所を選びましょう。紫外線は、LANケーブルの劣化の原因となるためです。

LANケーブルの余り部分処理に使えるアイテム

LANケーブルの余りを、見た目にスッキリとまとめるためのアイテムもあります。ここでは2つ紹介します。

 

1つ目は、ケーブルボックスです。これは、LANケーブルや電源コードなどのケーブル類をまとめて収納できるボックスのことです。ケーブルボックスにも種類がたくさんあるので、LANケーブルを収納する場合は、大きめのタイプを選ぶと良いでしょう。また最近ではデザイン性に優れた商品も多く販売されています。室内のイメージを損なうことなく、利用できます。

 

2つ目は、ケーブルシリンダーです。こちらもLANケーブルを収納するものですが、よりコンパクトでスッキリとまとめられます。余ったLANケーブルを、巻きつけて収めるタイプです。

DIYで余り部分をカットする方法

LANケーブルの余り部分を処理するためには、カットして適切な長さにしてしまうのも一つの方法です。すべてのLANケーブルをジャストフィットさせると、ケーブル周辺がスッキリまとまります。以下では、必要な道具とカットする手順について解説します。

 

準備する物

LANケーブルの余り部分をカットするには、次の4つが必要です。

  • 圧着工具(圧着ペンチ)

LANケーブルのコネクタ部を取り付けるための工具です。

 

  • ケーブルテスター

導通テストのための機械です。LANケーブルが正しく取り付けできているか、各端子がきちんと導通しているかを確認するのに必要です。

 

  • 皮むき工具

LANケーブルの被膜を向くための工具です。圧着工具に皮むきの機能が付いているものもあります。

 

  • LANコネクタ

LANケーブルの先端にある端子です。LANケーブルと端子をつなぐ役割をします。

 

①ケーブルの被膜を剥く

まずは、皮むき工具を用いて、LANケーブルの被膜(外側の皮)をカットします。皮むき工具を握りこんで、ぐるっとケーブルの外周を切ります。このとき、工具よりもケーブルを回した方が切りやすいでしょう。カットする長さの目安は、およそ2cmほどです。

 

一般的に、LANケーブルは8本のコードを束ねて1本のケーブルにしています。被膜を剥くと、青・緑・オレンジ・茶の4色+その4色に白ラインが入った4本、計8本のコードが出てくるはずです。

 

②正しいコード配列でLANコネクタに差し込む

この第2ステップが、最も重要な手順となります。始めに切り落とした通りの配列で、コードを順番に並べましょう。配列は間違えないように、慎重に行います。

 

そしてLANコネクタへ差し込んでいくのですが、コードに捻じれがあると差し込みにくくなるので、しっかり捻じれを伸ばしてから作業を進めましょう。またその際、コードを奥までしっかり差し込むのも大事なポイントです。コードが金具に届かなければ、うまく接続できません。

 

③圧着ペンチで締める

圧着ペンチにコネクタを差し込んで、加締(かし)めていきます。ちなみに「かしめる」とは、「つなぎ目をしっかりと密着させる」といった意味です。この作業を行うことで、LANケーブルの外皮とコネクタの根元部分を、より強く結合させられます。8本のコードと金具部分がしっかり刺さっているのが分かるかと思います。

 

ただし、力が強過ぎると圧着工具やコネクタが破損してしまう可能性があるので、様子を見ながら加圧していきましょう。 

余った部分はきれいに処理しましょう

LANケーブルが長過ぎる場合は、見た目だけでなく安全面からも、適切に処理しましょう。直射日光が当たらない場所で緩くまとめる、アイテムを使用するほか、LANケーブルをカットする方法もスッキリ整うのでおすすめです。

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