防水LANケーブルの用途と屋外配線に使う場合の注意点|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

防水LANケーブルの用途と屋外配線に使う場合の注意点

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

防水LANケーブルは、屋外用に使用するので防水加工が施されています。建物の形状などから屋外に配線が必要な場合に使用します。屋外という環境上「風雨」「紫外線」にさらされることがあるため、室内につなぐLANケーブルとは異なる作業が必要です。

今回は、防水LANケーブルの用途や注意点などをご紹介します。

防水LANケーブルの用途

防水LANケーブルは、屋外で使うことを想定した構造になっています。

室内用のポピュラーなLANケーブルより硬いので取り回しが難しく、狭い場所や曲がりがある場所にケーブルを這わせたい場合には配線しにくいかもしれません。また、屋内用の通常用途のLANケーブルと違って二重に被覆しているので、耐久力が強く風雨や紫外線に対する耐劣化性があります。

防水LANケーブルは耐久性がありますが、直射日光や雨水が絶えずあたるような場所に設置するのはおすすめできません。

LANケーブルを屋外配線する際に注意するポイント

風雨などから守られる室内配線と違い、屋外配線する場合には気をつけたいポイントがいくつかあります。

防水LANケーブルは環境に対応できるよう、耐久性などにこだわって作られています。しかし、屋外での紫外線や雨、動物がケーブルをかじってしまうなど室内では起こらないトラブルが起こります。

また、人がよく通る場所にケーブルがある場合は踏み続けて傷みますし、足にひっかけてしまう恐れもあります。自転車や車も同じで、そのような場所にケーブルを配線する場合は工夫が必要です。

人や自転車、車などが通る場所に配線しなければならない時には、ケーブルを保護するプロテクタを使用することがおすすめです。また、保護材を使用したり、防水テープを利用するなどして雨や紫外線の対策をしてください。

防水LANケーブルのほかに必要なアイテム

屋外で使う防水LANケーブルは、室内と違い少し手を加えてあげないといけません。安全に長く使用するために他のアイテムも活用しましょう。配線場所や周りの環境にあわせて使うと便利なアイテムをご紹介します。

 

隙間用LANケーブル

屋外から屋内へLANケーブルを引き込みたい場合に使用できるケーブルです。

壁に穴を空けられない、またはどうしても家の壁に傷をつけたくない場合に活用できます。窓やドアの隙間に通すので簡単で安易に使うことができます。注意したいポイントは窓やドアの開閉を丁寧にしないと断線してしまう場合があります。

 

LANケーブル中継コネクタ

屋外に設置したい場合や、離れた場所に設置したい時のために使えます。LANケーブルの長さが足りない場合などに便利です。

また、LAN ケーブルと隙間用LAN ケーブルの間を中継したい時に使用します。屋外にある中継コネクタには、防水対策が必要なので注意してください。防水テープやビニールテープを周りにしっかり巻き付けて、浸水を防ぐ作業が必要です。

 

屋外用モール

屋外用モールとは、配線を一つにまとめてカバーをかぶせて使うアイテムです。見た目もすっきりきれいに見えますし、屋外の環境からLANケーブルを守ることができます。防水LANケーブルは雨や紫外線に対応してくれていますが、屋外用モールなどで重ねて保護するとより耐久性が高まります。

また、モールは両面テープで配管や、ベランダの柵などに取り付けることが多いですが、両面テープが剥がれやすい難点もあります。

 

防水テープ        

屋外で使用している中継コネクタには、防水テープをしっかりと巻き付けるようにしましょう。防水テープは中継コネクタなどに水が入らないよう防護するためのアイテムです。

電気系統の一番の弱点は水分や湿気です。接続部分を中心に防水テープをしっかり巻き、雨水などが入らないよう十分気をつけましょう。

 

ステップル

ステップルとは、ケーブルの留め具として使えるアイテムです。ステープラの針のような形状をしており、用途に合わせて使えるように色々な幅のものがあります。屋外にLANケーブルがある場合、風や刺激でケーブルが動くのは劣化を早めてしまうので良くありません。そのような場合には、ステップルを利用してケーブルを固定します。ステップルの「コ」の部分にケーブルをまたぐようにして固定します。

 

結束バンド

ケーブルを束ねる場合結束バンドはとても便利なアイテムです。よく使われているのはナイロン製の結束バンドです。安価で使いやすい反面一度束ねると戻せないので切るしかなく破棄しなければいけません。

マジックテープタイプなど、やり直しが簡単なものもありますが、防水LANケーブルにおいてはナイロンの結束バンドが適しています。あまり強く締め付けるとケーブルに傷が付くので注意が必要です。

 

ケーブル用プロテクタ

屋外という環境上で人の出入りがある場所、自転車・車が出入りする場所にLANケーブルをカバーする場合に使えるアイテムです。地面にケーブルを這わす時にピッタリなアイテムです。ケーブル用のプロテクタは、やわらかいクッション性のあるゴムなどの素材なので、上に車や人が通ってもしっかりケーブルを保護してくれます。

まとめ

LANケーブルを屋外配線しようとすると、少し手間がかかります。壁に穴を開けるなどは業者にお願いするしかない場合もありますが、便利なアイテムを使えば自分でも可能です。

無線LANは手軽ですが、どうしても速度や不安定さがあるのは事実です。コロナ禍で在宅ワークをされていて不便を感じている方は有線でケーブルをつなぐとインターネットの不満が解消されるかも知れません。屋外配線は作業が難しく感じますが、「防水LANケーブル」や便利なアイテムを活用することで意外と簡単に設置できるので参考にしてください。

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