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結束バンドの正しい捨て方

ケーブルなどを結束するのに便利な結束バンドは、使用したあとどのように捨てるのが正しいのでしょうか。結束バンドは見た目にはプラスチックのように見えますが、プラスチックのゴミの日や、燃えないゴミと一緒に捨てても問題ないのでしょうか。結束バンドをどうやって捨てるかは、まず結束バンドの素材を知ってからでないと判断できません。また、同じ素材であっても、自治体によって捨てる基準が違うこともあります。結束バンドの正しい捨て方を解説しましょう。

結束バンドの捨て方

見た目にはプラスチックのように見える結束バンドは、自治体によっては「熱源利用プラスチックゴミ」に分類されます。つまり、普通のプラスチックゴミとして、捨てることができない自治体があるのです。ただし、自治体によっては、燃やすごみとして出してもよい場合もあるので、事前に確認が必要です。何も確認せずに、プラスチックゴミの日に出したりすると、回収してもらえないことがありますから注意しましょう。

結束バンドの素材を確認する

ひと口に結束バンドと言っても、形もさまざまですし色も違います。また、結束バンドの素材は、屋内用、屋外用によっても分かれます。

 

ナイロン

結束バンドの多くがナイロン樹脂製です。ナイロン樹脂は丈夫な素材なので、太い配管などを縛る結束バンドの素材として適しています。また、ナイロン樹脂は硬くて柔らかい素材なので、強く縛っても傷がつきにくいという特徴があります。硬く結束して、配管やケーブルに傷をつけてしまっては困りますから、ナイロン樹脂のように柔軟な素材は、結束バンドに打ってつけと言えるでしょう。

さらに、ナイロン樹脂は比較的安い素材なので、利用されることが多いようです。ナイロン樹脂にはいろんな種類がありますが、結束バンドに使われるのは、ナイロン66やナイロン46などが主流となっているようです。これらのナイロン樹脂は引っ張り強度が強く、耐候性もあるので、屋外での使用にも耐えることができる素材です。

また、ナイロン46はナイロン66よりも耐熱性に優れているので、高温状況下でも耐久性を失うことなく、結束バンドの機能を維持することができます。ちなみに、ナイロン樹脂製の結束バンドには白と黒があります。このうち白は主に室内用の結束バンドで、黒は屋外用に使われます。

黒の結束バンドには紫外線遮蔽剤が使われていて、直射日光による劣化が少ないのが特徴です。白の結束バンドには紫外線遮蔽剤が使われていないので、屋外で使用すると劣化して切れてしまうことがあるので注意が必要です。

 

ポリプロピレンやフッ素

ポリプロピレン(PP)も結束バンドの素材としてよく使われます。強度と耐熱性があり、ナイロン樹脂よりも酸やアルカリに強いので、医療関係にも使われることが多い素材です。フッ素樹脂は耐熱性があり、170度くらいまで耐えることができます。

また、耐薬品性もあるので、医療関係や薬品関係にもよく使われます。さらにマイナス80度まで耐える耐寒性があり、耐候性、耐放射能性もあるという非常に優れた素材です。

 

シリコンやエストラマー

あまり固く縛らなくてもよいものを、結束するのに使われる結束バンドの素材です。いわゆるゴムでできた結束バンドで、ロック機構もしっかりしたものはついておらず、表面の摩擦力によって固定します。結束バンドというと、きつく縛るというイメージがありますが、その概念を破った結束バンドとも言えるでしょう。

弾性があり表面が柔らかいので、縛ったものを傷つけるおそれがないのが最大の特徴です。また、繰り返し使えるのも、ナイロン樹脂などにはないメリットです。ヘッドフォンのケーブルや充電器のケーブルなどを束ねるような、ちょっとまとめるのに使うのに適した結束バンドと言えるでしょう。

 

ステンレス

ステンレス製の結束バンドなので、ナイロン樹脂よりも硬くて強度があります。また、耐久性にも優れており、厳しい環境に耐えられるように作られた結束バンドです。主に屋外で使われることが多く、配管を束ねたり、高熱を発する場所でケーブルなどを結束するのに利用されます。

 

結束バンドの捨て方を自治体で確認する

冒頭でも触れましたが、結束バンドの捨て方は、同じ素材であっても自治体によって違いがあります。たとえば、結束バンドによく使われるナイロン樹脂やポリプロピレンにしても、自治体ごとに捨て方が異なります。間違った捨て方をすると回収してもらえないので、必ず自治体のホームページなどで、捨て方を確認してから捨てるようにしましょう。

 

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不要になった結束バンドを捨てるには、素材を確認してから処分するようにしましょう。ひと口に結束バンドといっても、ナイロン樹脂やフッ素、ポリプロピレン、シリコンやエストラマー、ステンレスなどさまざまな素材があります。結束バンドの素材を確認し、自身が居住する自治体の捨て方を確認したうえで捨てるようにしましょう。