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ステンレスと鉄の違いについて知っておくべき見分け方

ステンレスと鉄は、ひと目見ただけではその違いが分かりません。ですが、両者の性質を理解することで、簡単に区別できます。

今回はステンレスと鉄の違いを理解したうえで、それぞれが生活のなかでどのように用いられているかを解説します。

ステンレスと鉄は強度や加工や錆つきで見極める

ステンレスと鉄を見分けるには、それぞれの性質の違いをチェックすれば区別できます。

ステンレス     鉄
 高強度       高強度
 磁石につきにくい  磁石につきやすい
 加工しにくい    加工しやすい
 錆びにくい     錆びやすい

ステンレスと鉄は、強度以外に違いがあります。見た目でわかりやすいのが、「磁石につくかどうか」「錆びやすいかどうか」という点です。この2つの特徴を覚えておけば、簡単にステンレスなのか鉄なのかを区別できます。

ステンレス製品は錆びにくいため生活用品に用いられる

ステンレスは耐食性に優れており、錆びにくい金属なので、さまざまな場面で使われ、重宝されています。

たとえばキッチンにあるレンジフードやシステムキッチン、ガスコンロ、冷蔵庫、炊飯器、オーブンレンジ、給湯器、鍋、ポットといったように生活のあらゆる場面でステンレス製品は目につきます。

「ステンレス」の「ステン」とは「錆び」を意味しています。そのため、「ステン」+「レス」で「錆びない」という意味です。
ステンレスが錆びない理由は、鉄にクロムやニッケルが加わった合金鋼だからです。
クロムは鉄と交わることで、薄い膜を作り出します。この膜がステンレスを保護するため、耐食性が向上します。

この膜は、傷ついたとしても、酸素や水によってすぐ再生するため、長い間、錆びつきのない綺麗な状態を保てるのです。

高い耐久性を誇る鉄は建築物などに用いられる

錆びにくいステンレスに対して鉄は、家、橋、ビルといった建築物、線路や電車の車両、車といったものに用いられています。

鉄は安価で手に入るうえに、強度があり加工しやすいという特徴があります。上記のように耐久性が求められ、大量の資源が必要となるものに使用されています。

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ステンレスと鉄は、日常生活でも目にする代表的な金属です。鉄にいたっては、古代より生活のなかに用いられており、産業革命では大きな役割を果たしてきました。一方、スレンレスも1920年代ごろより、建築や医療器具をはじめとした、さまざまなものに用いられています。

ステンレスも鉄も、日本の工業を支える重要な要素です。今後も日本の工業発展に欠かせないものでしょう。