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結束バンドなど、電気工事を変えたアイテム

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

電気工事

電気工事では、結束バンドをはじめとしてさまざまなアイテムが活用されています。こちらでは、代表的なアイテムが生まれた背景や利便性についてお話しましょう。

作業時間を大幅短縮した結束バンド

結束バンドは昭和50年代初期から普及しはじめました。それまでは、ケーブルの結束作業にひもなどを用いていたようです。結束バンドの登場により、作業者に依存していた結束の時間が均一化され工事の効率が大幅に向上したと考えられています。

最初に結束バンドが用いられたのは、電気工事の現場です。利便性が評価され、現在は多くの工場で使用されています。音響機器、自動車、飛行機など、製品の内部配線に結束バンドが使用されている例も少なくありません。

現在、電気・通信工事で使用される結束バンドは、品質の均一化と技術指針の明確化のために、電気設備学会、日本電気技術規格委員会によって規格化されています。

安全に被覆を除去するワイヤーストリッパー

ワイヤーストリッパーは電線の被膜を瞬時に剥がす専用の手持ち工具です。その用途から「皮むき機」と呼ばれることもあります。

ワイヤーストリッパーが登場する以前、被覆の除去作業はカッターナイフやニッパーで行っていました。しかし、作業者の習熟度の違いによる時間のばらつき、電線へのダメージ、指のけがといった問題が発生していたようです。

1980年に最初のワイヤーストリッパーが商品化されて以降、被覆の除去作業が大幅に効率化されました。多くの企業が改良を加えた商品をリリースし続けており、現在は電気工事における工具のスタンダードと言える存在になっています。

異なる素材を結合するアンカーボルト

アンカーボルトは素材が異なる溶接ができない部材同士を連結するために使用されるボルトです。1960年代には原型と言える製品がリリースされましたが、当時はまだ工数や作業時間に課題がありました。簡単に打ち込み可能な製品が発表されたのは昭和41年のこと、アンカーボルトが最初に普及したのは建設業界です。現在は、設備機器を固定する部品として電気工事でも幅広く活用されています。

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電気工事では多くの工具・道具・パーツが生まれ、作業が効率化されてきました。それぞれのアイテムは、現在も改良が加えられています。また、今後まったく新しい製品が生まれる可能性も否定できません。有用性の高いアイテムを適宜使用し、作業効率を向上させてください。

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