パッチパネルの使い方やオススメの商品を詳しく紹介

1つのサーバーと1台のパソコンを繋ぐだけなら、配線はごくシンプルで済みますが、複数のサーバーやパソコンを1つのコアスイッチに接続しようとすると、ごちゃごちゃとした配線になってしまいます。見た目が悪いのはもちろん、一見しただけではどの配線がどこに繋がっているか判別できないため、接続を見直すときに多大な手間と時間がかかってしまいます。今回は、そんな配線トラブルを解決に導くパッチパネルの使い方やおすすめの商品をご紹介します。

パッチパネルの基礎知識と使い方

パッチパネルとは、LANケーブルや光ファイバーケーブルなどでサーバーとパソコンを繋ぐ際、間に設置する中継器のことです。

パネルの表と裏にはそれぞれケーブルを差し込むポートが並んでおり、ケーブルは1度パッチパネルを経由する形でサーバーとパソコンを相互接続します。

パッチパネルを経由すると、多数のケーブルを整然と並べることができるため、サーバーとパソコンをダイレクトに繋ぐ場合に比べて配線まわりをきれいに整えることができます。もちろん、どのケーブルがどこに繋がっているのかも簡単に把握できますので、特定のパソコンのみ取り替えたり、新たに機器を増設したりするときの手間と時間を大幅に節約できます。

また、機器と機器をダイレクトに接続する場合、双方の機器に対応したケーブルやコネクタを用意したり、ときには変換アダプタなどを準備したりする必要があります。そんなとき、間にパッチパネルを挟んで繋げば、末端の機器に対応したケーブルやコネクタを準備するだけで済むため、機器の入れ替えが容易です。

パッチパネルの構造そのものは非常にシンプルですが、コストや手間をかけずに配線まわりを整頓できるため、多数の機器同士を接続する企業やオフィスなどで重宝されています。

 

パッチパネルの使い方

パッチパネルの使い方はとても簡単で、機器とつないだケーブルをパッチパネルの端子に差し込むだけです。2本のケーブルを物理的に結ぶだけなので、面倒な設定は必要なく、低コストかつ簡単に導入できます。

ただ、パッチパネルに差し込むケーブルは端子や形状がそれぞれ異なるため、パッチパネルの種類も「モジュラーパッチパネル」「JJアダプタパッチパネル」など、複数の種類があります。

パッチパネルそのものの大きさや、コネクタの数、さらには設置場所に合わせて角度をつけられるタイプなど、商品ラインナップは多種多彩ですので、用途に合ったパッチパネルを選びましょう。

パッチパネルとスイッチの関係

ネットワークにおけるスイッチとは、受信したデータの宛先をもとに、スイッチパネルに接続された機器へ選択的なデータ転送を行う装置のことです。一般的なパッチパネルの場合、すべての信号を接続したすべての機器に向けて送信することになりますが、スイッチを活用すれば、必要な場所にだけデータを転送することができます。

無駄なデータの転送がなくなるため、トラフィックの低減を図れるほか、不要な相手へのデータ送信を防ぐことで、情報漏洩リスクの減少も期待できます。通常、パッチングパネルとスイッチは個別に使用しますが、スイッチパッチング用パッチパネルを導入すれば、パネルからスイッチへのパッチングが容易です。

単純に配線を整頓するだけでなく、接続した機器ごとに転送するデータを選択したいという場合は、スイッチへのパッチングに適した専用パッチパネルを利用するとよいでしょう。

おすすめのパッチパネルを紹介

パッチパネルの種類は、接続するケーブルの種類や設置スペース、用途などに合わせて複数ラインナップされています。ここでは、多彩なネットワーク製品の生産・販売を行っているパンドウイットコーポ-レションのおすすめパッチパネルを3つ紹介します。

 

  1. Mini-Comモジュラーパッチパネルキット

UTP・STP・光ファイバー・A/Vなど、すべてのMini-Comモジュールを接続できるパッチパネルです。多種類のモジュールを同じパネル内で組み合わせることができるため、モジュールのタイプにかかわらず、配線をすっきり集約できます。モジュールはパネルの前面からアクセスすることができ、スナップ式で取り外し可能なので、移動・追加・変更が容易なところも魅力です。

 

  1. 打ち込みタイプパッチパネル

カテゴリ5e/クラスD対応、打ち込みタイプのパッチパネルです。4ペア、22~26AWG100オームの非シールドツイストペアケーブルを、業界標準の110シングルパンチダウン工具で取り付けることができます。オプションも豊富で、曲げ半径を適切に調整できるアングル型や、データポートへのアクセスを制御できるモジュラージャックガードなども利用することが可能です。

 

  1. スイッチパッチング用パッチパネル

スイッチへのパッチングに最適な縦配列を採用したパッチパネルです。短い細径のパッチコードと併用すれば、配線がよりスッキリし、オペレーションリスクの軽減にもつながります。

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パッチパネルを利用すれば、乱雑な配線をすっきり整頓することができます。見た目が向上するのはもちろん、将来的な機器の交換・移転・増設などが容易になるため、多数の機器を接続する場合はパッチパネルの上手に活用しましょう。

パッチパネルにはさまざまな種類がありますが、ケーブルの形状や設置場所などに合わせて選べるよう、商品ラインナップが豊富なパンドウイットコーポレーションでの購入をおすすめします。