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LANケーブルの耐用年数と必要な会計処理

オフィスでLANケーブルを使ってネットワークを構築している場合、LANケーブルの耐用年数について知っておくことは重要です。耐用年数についてしっかり把握しておくことで、業務に支障をきたす前にLANケーブルや設備を交換することができるからです。

ここでは、LANケーブルやネットワーク機器の耐用年数と設備ごとの会計処理についてみていきましょう。

LANケーブルの耐用年数

あまり知られていない点ですが、LANケーブルの耐用年数は「18年」です。一方、光ケーブルの場合は10年です。これは元大蔵省(現財務省)の「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」によって定められている基準なので、企業が勝手に変更できるものではありません。

また、耐用年数と耐久年数は異なるということを覚えておく必要があります。耐久年数とは、メーカーなどが独自に「通常の使用であればこのくらいの期間問題なく使える」と定めている期間のことです。LANケーブルの耐久年数は、屋内敷設で最大30年ほどとされています。

LANネットワーク機器の耐用年数

LANケーブルの耐用年数は18年ですが、そのほかのLANネットワーク機器の耐用年数もそれぞれ決められています。

たとえば、サーバーやネットワークオペレーションシステムは5年、ハブやルーター、LANボードは10年です。パソコンは4年、プリンターは5年など、機器によってかなり細かく耐用年数が決められているため、使用する際は注意が必要です。

耐用年数に基づく会計処理の仕方

LANケーブルやLANネットワーク機器の耐用年数を把握したら、会計処理を行う必要があります。以前はLANケーブルやルーターなど全体を1つの工事として、6年の耐用年数で計算できていましたが、現在ではLANケーブルやネットワーク機器それぞれを個別に会計処理しなければなりません。

もし定額法で償却計算を行う場合、仮にLANケーブルの費用が18万円だったとすれば、費用の18万円を耐用年数の18年で除して1年で1万円の費用を18年間計上します。それぞれの設備の耐用年数によって計算が異なるため、注意しましょう。

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LANケーブルやネットワーク機器の耐用年数はそれぞれ異なります。この耐用年数について知らずにいると、適切な会計処理が行えず税務上の不具合が生じることもあります。そのため、オフィス内でLANネットワークを使用している場合は、使われている機器の耐用年数を正確に把握しておくことが重要といえます。