LANケーブルの接続を確実にするモジュラージャック
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報＝豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
ご家庭やオフィスの壁に特殊な形状の穴を見つけたことはないでしょうか。それらは、電話線の接続などに使用される「モジュラージャック」というものです。こちらでは、モジュラージャックの概要や種類についてお話します。
モジュラージャックとは？
モジュラージャックとは、ケーブルの接続に使用される端子のことです。電話線やLANケーブルなどを接続するために用いられており、抜け落ち防止の機構が施されているという特徴があります。プラグに搭載されたプラスチック製のツメが意図しない抜け落ちを防ぎます。
現在、ほとんどの電話線にはモジュラージャックおよびモジュラープラグが採用されています。かつては、壁から突き出た電話線をそのまま電話に接続する方式でした。モジュラージャックの登場により、さまざまな長さのケーブルを付け替えることが可能となったことで、屋内配線が容易になっています。
RJ11とRJ45
現在、一般的に使用されているモジュラージャックの企画は「RJ（Registered Jack）型」です。中でも「RJ11」と「RJ45」は、オフィスや一般家庭など環境を問わずに広く使用されています。
RJ11は、2本の通信線を使用して端子に6つのピンを搭載した「6極2芯」のケーブルジャックです。長らくアナログの電話回線で使用されており、光回線が普及している現在でも電話機との接続に用いられるケースがあります。
RJ45は、LANケーブルの接続で用いられるRJ11よりも一回り大きいケーブルジャックです。米連邦通信委員会が定めるRJ45は8極2芯ですが、同じ形状とサイズの8極8芯のジャックが慣例的にRJ45と呼ばれています。
特殊なモジュラープラグ
パンドウィットコーポレーションでは、さまざまなネットワーク環境の構築を想定した汎用性の高い「RJ45 かんたん成端モジュラープラグ」を展開しております。
2ピース構造を採用し、簡単な取り回しと施工を実現しました。ハウジング自体もスリムなため、限られた配線スペースを圧迫しません。上下45度にケーブルの角度を変えられる「アングル型」も用意しておりますので、使用環境に応じてご利用ください。
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現在、モジュラージャックやプラグは、極めて一般的な端子となっています。原則として、RJ45がLANケーブルに使用されています。ツメによって抜け落ちを防止する機構が施されている点は共通していますが、サイズや内部の配線には細かな違いがあるため、配線時は確認した上で適切なケーブルをご用意ください。
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