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LANケーブルを見直してネットの安定化!チェックポイントを解説

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

インターネット

インターネットの通信は、壁などの遮蔽物に影響されやすい無線LANよりもLANケーブルを使って接続したほうが安定します。しかし、LANケーブルにはいくつもの種類があり、場合によっては有線LANで通信しているにもかかわらず不安定になってしまう場合もあります。

そこで今回は、LANケーブルの規格や形状、芯線の違いなどのチェックポイントについて紹介します。

通信速度を決めるLANケーブルの規格(Cat)とは?

インターネットに接続する際に使用するLANケーブルの規格のことをCat(カテゴリ)と呼びます。LANケーブルを見直す時には、Catをチェックしましょう。

 

Cat(カテゴリ)の数値が高ければ通信速度が上がる

LANケーブルのCat(カテゴリ)には種類があり、数値が高いほど周波数と通信速度の性能が向上します。2021年12月現在で販売されている主要なLANケーブルの規格は、Cat6(カテゴリ6)から最新のCat8(カテゴリ8)です。

Cat6の最大通信速度は1Gbps、周波数は250bpsに対し、最新のCat8では、最大通信速度40Gbps、周波数は2000bpsと、かなり性能が向上しています。

また、Cat8ではノイズに対する耐性も高く、安定したインターネット通信が可能です。

 

それぞれの機器にあったCat(カテゴリ)を選ぼう

LANケーブルはCat(カテゴリ)ごとに周波数と通信速度が異なります。LANケーブルを購入する際には、下位互換性があるため、つなげる機器の最大通信速度に対応した製品を選びましょう。

例えば、1Gbpsの光回線を契約しているのに、Cat5(最大通信速度100Mbps)のLANケーブルを使用している場合には、通信速度が遅くなったり、不安定になったり、使用できなかったりすることがあります。

 

一般家庭でのCat(カテゴリ)は?

Cat7やCat8のLANケーブルは、最高通信速度や周波数が高いため安定した通信が可能です。

また、Cat7やCat8のLANケーブルのほとんどは、通信障害やノイズが起こらないようシールド処理が施された「STPケーブル」です。しかし、アース処理が行われていないとノイズの影響を強く受けてしまい、通信速度が遅くなったりする可能性があります。

一般家庭では、シールド処理が必要になる程の影響を受けることは稀であり、Cat8を採用しても性能を活かしきれません。また、価格も高くなるため、一般家庭ではCat6Aで十分といえます。

ノイズの発生を抑える

LANケーブルには、内部や外部から影響を受けることで発生する電気ノイズ(電磁波)が影響します。発生した電気ノイズがLANケーブルに伝わって電流になると、通信速度を遅くしたり、通信を不安定にさせたりします。

ここからは、ノイズを発生させない工夫について紹介します。

 

ノイズが発生しないように配線レイアウトを工夫する

ネットワーク環境などでの配線では、狭いスペースの内にコンパクトにまとめられ密集して配置されていることが多くあります。

特に、電源ケーブルとLANケーブルをぐちゃぐちゃに配線してしまうと、配線が絡まるとノイズが発生しやすくなるため、配線レイアウトには注意しましょう。

 

ノイズが発生する場所への配線を避ける

配線系統が異なるケーブルを配線する場合は、信号レベルの小さなケーブルが影響を受けてノイズが発生します。なるべく離してレイアウトするだけでもノイズを低減させることができます。

電力が大きければその分影響を受けやすくなるため、ノイズが発生しやすい電子レンジや冷蔵庫周辺と距離を空けて配線しましょう。

LANケーブルの形状がネットの安定性に影響

LANケーブルに使用されることの多い形状は、スタンダード・フラット・スリムの3種類です。

スタンダードタイプは、やや太めで断面が丸くなっているケーブルです。高速通信が可能で電気的特性に優れているのが特徴です。太い導線のため、配線のしやすさはフラットタイプとスリムタイプよりも劣りますが、曲がりにくく丈夫なので長い距離の配線に適しています。

フラットタイプ・スリムタイプは、形状が平たく薄く、比較的柔らかい素材であるので配線がしやすく、部屋の外観を損なわないことが特徴です。

しかし、スタンダードタイプに比べるとノイズが入りやすく、強度は劣ります。

単線・より線とは?LANケーブルの芯線の違い

LANケーブルの中には8芯の動線が入っており、単線・より線の2つの種類に分かれています。

単線は、太い銅線で構成されて硬いため、長い距離での配線におすすめです。硬いケーブルなので折り曲げにくいですが、ノイズ耐性が高く安定しやすいという特徴があります。

より線は、7本の細い銅線で構成されて柔らかく、折り曲げやすく配線がしやすいことが特徴です。しかし、ノイズの影響を受けやすいため短い距離での配線に適しています。

その他の注意点

LANケーブルの寿命は、屋内の場合は20年から30年とされていますが、使用状況によって変化するため、明確な寿命を断言することはできません。

そのため、最近通信が不安定になったと感じた時には、LANケーブルが劣化していないかチェックしましょう。

また、機器を新しく換えた後に重くなったり、通信が不安定になる場合には、LANケーブルの規格が古いままになっていないか、機器に適合しているのかを確認しましょう。

LANケーブルの特性を知って、さらなるネット安定化を!

無線LANから有線LANに変える場合や、新しくLANケーブルを購入する場合には、使用している機器や契約している回線など、環境に合うLANケーブルを選ぶ必要があります。

配線環境も考慮してケーブルのタイプを選び、安定したインターネット環境にしましょう。

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