新たな選択肢「コンセントLAN」とは?|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

新たな選択肢「コンセントLAN」とは?

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

コンセントLAN

インターネットに接続する際に欠かせないのがLANケーブルです。LANケーブルには有線LANと無線LANがありますが、最近では新たなLANケーブルであるコンセントLANの需要が高まっています。

そこで今回は「コンセントLAN」についてと併せて、コンセントLANの魅力や弱点をご紹介します。

コンセントLANとは?

「コンセントLAN」とは、「PLC(programmable logic controller)」という、家庭にあるコンセントに挿して電力線を通信回線として使用する技術のことを言います。コンセントがあればどこでも使用可能で、工事が不要なため導入が簡単な中継器です。

コンセントLANはコンセントがあれば利用でき、配線が面倒な場所や、無線LANの電波が届かない環境でインターネットを使用したい場合に役立ちます。

そんなコンセントLANは、店舗や種類により価格が大きく変わるものです。価格が高ければ必ず高性能というわけではないため、コスパの良いモデルを探すことをおすすめします。

コンセントLANの魅力

ここからは、コンセントLANの魅力をご紹介します。

 

工事不要で使用可能

コンセントLANの大きな特徴は、コンセントに挿すだけで使用できることです。つまり、コンセントさえあれば配線工事の必要がありません。

また、難しい設定や暗号化設定も必要ないため、煩わしい設定が面倒な方には特におすすめです。通常の中継器は専用のツールを使いながら、説明書の記載通りに無線LANルーターとの連携設定をしなければなりません。しかし、コンセントLANはコンセントに挿せば自動で親機と子機が連携してくれます。

 

セキュリティ面も安心

セキュリティ対策は特にビジネスにおいて欠かせませんが、コンセントLANは安心できるセキュリティ対策も魅力の一つ。

コンセントLANは電力線内での通信です。そのため、コンセントを他人に使用されなければ、ウイルス感染といった第三者から影響されるトラブルが起こる心配が少なくなります。

コンセントLANの弱点

コンセントに挿すだけで利用できる便利なコンセントLANですが、一方で弱点もあります。ここからはコンセントLANの弱点を3つご紹介します。

コンセントLANの利用を検討している方は、これから紹介する弱点があることも把握しておきましょう。

 

通信速度が遅い

一つ目の弱点は通信速度の遅さです。コンセントLANが出せる最大通信速度は300Mbpsが相場で、高性能なモデルでも500Mbpsが限界とされています。

コンセントに挿すコンセントLANは、接続したコンセントの配電盤内の電力線しか使えません。つまり、配電盤が通信速度に影響を及ぼします。

通信速度を重視して中継器を探している方には、コンセントLANは適していません。

 

他家電を使用すると通信速度が落ちる

ノイズを拾うと通信速度が急激に遅くなる場合があります。コンセントLANはノイズを拾いやすいという特徴があるため、速度低下が起こりやすいです。

家電をコンセントに挿し込むと、家電からノイズが発生します。調光機能付き蛍光灯、充電器、ドライヤー、掃除機など、普段から使用することの多い家電が代表的です。

そのため、これらの家電も一緒にコンセントへ挿し込むと通信速度が落ちやすくなり、注意が必要です。

なお、コンセントLANの使用時に家電をコンセントに挿したい場合には、ノイズ軽減OAタップを利用しましょう。「ノイズ軽減OAタップ」とは、ノイズ対策がされた電源タップのことです。ノイズ軽減OAタップを利用すると、家電ノイズをカットしてくれます。

 

コスパ重視するには

先ほどご紹介した通り、コンセントLANの相場は5,000円〜20,000円で、最大通信速度は300Mbps〜500Mbpsが相場です。一方、他の中継器は5,000円から10,000円ほどで販売されており、最低でも800Mbpsの速度に対応しています。

この点から見ると、コスパ重視でLANを導入したい方はコンセントLANは避けるべきです。

コンセントLANのデメリットを補える有線LAN

有線LANはコンセントLANのメリットを持ちつつ、デメリットを補うことが可能です。最適なCat(カテゴリ)のLANケーブルを選ぶことで接続機器とある程度の距離があっても、安定した通信と速度を保てます。セキュリティも心配いりません。

まとめ

コンセントに挿すだけで手軽に利用できるのが、コンセントLANです。コンセントLANには工事が不要、同じ敷地内であれば距離を気にする必要がない、セキュリティ対策も万全など、多くの魅力があります。しかし一方でもともとの通信速度が低い上、他の家電をコンセントに挿し込むと、さらに通信速度が遅くなるという点は弱点です。

使用場所に合わせて、インターネットの通信環境を整えましょう。

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