ケーブル結束バンドで配線をスッキリさせる方法と配線を束ねる際の注意点|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

ケーブル結束バンドで配線をスッキリさせる方法と配線を束ねる際の注意点

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

ケーブル結束バンドで配線をスッキリさせる方法と配線を束ねる際の注意点

結束バンドは、ケーブルをまとめたりガーデニングやDIYに使用したりと、さまざまな用途がある便利なアイテムです。

しかし、きつく結束すると被結束物を傷めることがあります。ケーブル結束バンドは、被結束物を傷めにくくするために、通常の結束バンドよりも幅が広く作られています。ケーブル結束バンドには、他にもどのような特徴があるのでしょうか。

今回の記事では、ケーブル結束バンドで配線をスッキリさせる方法や注意点について紹介します。

 

ケーブル結束バンドとは

ケーブル結束バンドとは、ケーブルやコードをまとめるアイテムです。表面が面ファスナー状になっており、ケーブルを絞め付け過ぎずにまとめられることが特徴です。

パソコン周りやテレビ周りなど、配線が多くなりごちゃごちゃとしやすい箇所を、すっきりとさせられます。

さまざまなカラーやデザインのケーブル結束バンドが販売されており、部屋のインテリアとしても楽しめます。

また、サイズも豊富にあるため、カバンやポケットの中で絡まりやすいイヤフォンのケーブルをまとめるためにも便利です。

 

ケーブル結束バンドの種類

ケーブルやコードを締め付け過ぎずに結束できるケーブル結束バンドには、いくつかの種類があります。ここからは、ケーブル結束バンドの種類を3つ紹介します。

ロールタイプ

ロールタイプは、カットされていないタイプのケーブル結束バンドです。カットされていないため、用途や被結束物に合わせた長さに調整でき、無駄がありません。

パンドウイットコーポレーションの「タックタイ」にはさまざまなカラーがあり、黒・赤・黄・青・バイオレットピンク・白・ライムグリーン・アクアの8色から選べます。

なお、ロールタイプには継ぎ目がある可能性があります。

ストリップタイプ

ストリップタイプは、カットされているタイプのケーブル結束バンドです。カットされているため作業中に切らなくてもよく、作業を止めることなく使用できます。ただし、十分なループ引張強度を確保するためには、50mm以上を重ねて使用しましょう。

パンドウイットコーポレーションの「タックタイ ストリップタイプ」は、カット面が丸く加工されているため、怪我をする危険性が低く、使いやすいことが特徴です。

タックテープ

タックテープは、「タックタイ」に比べると厚みが薄いことが特徴です。そのため、タックタイのループ引張強度が222N(22.7kg)に対し、タックテープのループ引張強度は178N(18.2kg)と、少し低くなっています。

しかし、厚さが薄いため束線径の小さな物にも使用でき、イヤフォンや充電ケーブルの持ち運びにオススメです。

 

ケーブル結束バンドの使い方

ケーブル結束バンド、「タックタイ HLS/HLSP/HLMシリーズ」「タックタイ ストリップタイプ」「タックテープ TTRシリーズ」は、面ファスナー状の製品です。

カットしていないロールタイプやタックテープは、被結束物に合わせてカットし、巻き付けて使用します。

ケーブルとケーブル結束バンドが固定できるタイプの物は、ケーブルやコードを結束する前に固定しておきましょう。

マジックテープタイプの結束バンドでは、結束強度を確保するために、被結束物の周りを巻いて50mm以上重ねます。

 

配線を束ねる際の注意点

ケーブルやコードなどの配線をまとめる際には、いくつかの注意点があります。誤った使い方をすると、インターネットの通信速度や安定性に影響を及ぼす可能性があるでしょう。そこで、ここからは配線を束ねる際の注意点について3つ紹介します。

きつく束ねない

通常の結束バンドに比べると、幅の広いケーブル結束バンドではありますが、きつく結束することは避けたほうが無難です。あまりきつく締め付けてしまうと、ケーブルやコードが傷付いたり、断線したりする可能性があるためです。

たくさんのケーブルやコードを一気にまとめようとすると、束線径が大きくなるため、短いケーブル結束バンドでは締め付けが強くなってしまう場合があります。何本かに分けてまとめるか、どうしても一塊に結束したい際には、カットされていないロールタイプやタックテープを使用しましょう。

折り曲げたり踏んだりしない

ケーブルやコードを小さくまとめ、配線をスッキリさせようと思うあまり、折り曲げたり踏み固めたりしてまとめることは避けます。

配線が傷付いたり、断線したりする可能性があるだけではなく、コネクタ部が破損すると発火の恐れがあるためです。

パソコン周りのケーブルを小さくまとめたいときには、LANケーブルをフラットタイプやスリムタイプに変えたり、折り曲げやすい「より線」のケーブルを使ったりすると、取り回しがしやすくなります。

また、物の下に配線を通さなければならない際には、配線を保護できるカバーやモールドの使用がオススメです。

埃が溜まらないようにする

ケーブルや電源コードは使用中に熱を帯びるため、埃が溜まらないようにします。埃が溜まっていると、熱がこもった際に発火する恐れがあります。そのため、部屋の掃除をする際には、まとめられている配線を適度に掃除して、ホコリが溜まらないようにしましょう。

ホコリが溜まりやすい箇所への配線は避けたり、床に直置きせずに浮かせて配線することがオススメです。

 

まとめ

ケーブル結束バンドは、一般的な結束バンドよりも幅が広く、被結束物を傷付けにくくなっています。ただし、きつく締め過ぎると被結束物を傷付けてしまう場合もあるため、ゆとりを持たせて結束しましょう。

ケーブル結束バンドはマジックテープタイプであるため、結束する際には巻き付けるだけでよく、何度でも繰り返し使えます。

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