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LANケーブルを保護して大切に使うためのアイテムを紹介します

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

LANケーブル

インターネット接続を有線で行うため、必要となる「LANケーブル」。有線にすることで、安定した通信が可能になります。しかしLANケーブルは、断線など有線ならではの故障リスクも。

そこで本記事では、LANケーブルを保護できる便利なアイテムをご紹介します。

LANケーブルは物理的負荷に弱い

有線にすることで安定してインターネット接続ができたり、モデムと離れている場所や一度に複数の端末を繋ぐ「LANケーブル」。

そんなLANケーブルは、モデムからPCにただ単に接続しただけで放置していませんか。LANケーブルを保護しておかないと、足や椅子のキャスターで踏んでしまい、劣化や破損の危険性があります。劣化や破損は通信速度の低下や、通信ができなくなるなどの原因につながります。

LANケーブルの内側には、通信に大切な導体が通っています。導体の1本が切れただけだと、通信速度が低下するだけで済むこともあり、導体が切れたことに気がつきにくくなります。

しかし、LANケーブルが破損し、通信ができなくなってからでは遅いため、今からLANケーブルを大切に使うための保護アイテムをとりつけましょう。

今回はLANケーブルを保護するアイテムを、配線別に紹介します。

壁に沿って配線したい場合は「モール」を使おう 

壁に沿って直線経路を確保出来る場合、保護するために便利なアイテムが「モール」です。モールは、ホームセンターなどで購入できます。

床だけでなく壁面に配線したLANケーブルなどの各種ケーブルを保護し、すっきり収納できる形状です。

モールは必要な長さに切って使用しますが、ハサミやカッターだと切断に苦労するため、モールカッターがあれば便利です。モールカッターが必要な場合には、モールを購入する際に合わせて購入しておきましょう。

床に沿って配線したい場合は「プロテクターモール」を使おう

LANケーブルが廊下や、人がよく通る場所をどうしても横断しなければならない場合、便利なアイテムが「プロテクターモール」です。プロテクターモールは、ホームセンターなどで購入できます。

一般的な「モール」は断面が四角く、角が立つため段差になり引っかかりやすいという問題があります。しかし、プロテクターモールはかまぼこ状のような断面のため、角がないので引っかかりにくいデザインになっています。そのため、床に沿って配線する場合に、LANケーブルに引っかかって転倒したり、断線したりといったトラブルを防げます。

プロテクターモールは、樹脂素材でできた柔らかくクッション性のあるものから、塩化ビニールでできた固いものまで、さまざまな素材があるため、状況に合わせて使い分けましょう。

曲線で配線したい場合は「コルゲートチューブ」を使おう

モールを設置するのが面倒、そこまで直線に配線する必要がないという場合に、便利なアイテムが「コルゲートチューブ」です。コルゲートチューブは、LANケーブルをチューブに通すだけで、衝撃や磨耗の対策ができる優れたアイテムです。

コルゲートチューブは長さや色、太さなど、商品によってさまざまなものがあります。長さや色に関しては適した長さや好きな色を選ぶと良いでしょう。

しかし太さに関しては、なるべく太いものを選ぶことをおすすめします。

なぜなら、太さにより入れられるケーブルの本数が変わります。細いコルゲートチューブに、無理やり複数のケーブルを入れてしまうと、ケーブル同士の摩擦で内部破損が起きる恐れがあるからです。なるべく太いものを選び、余裕を持って使用できるようにしましょう。

番外編:コネクタのツメ折れ防止に役立つ「モジュラーカバー」

ケーブルは、上記の方法で保護できます。

しかし、LANケーブルのコネクタのツメも、よく破損して困るパーツです。最近ではツメを保護するタイプのコネクタが付いたLANケーブルもありますが、現在使用しているLANケーブルのコネクタがそうでない場合は、後付けタイプのモジュラーカバーを使うことで保護できます。モジュラーカバーも、上記の保護アイテム同様、ホームセンターなどで購入できるため、購入しておくと破損を防げます。

LANケーブルをちゃんと保護して使いましょう

LANケーブルは有線であるために、さまざまなことが原因で破損する恐れがあります。長期間使用して劣化するなどであれば仕方ありませんが、防ぐことのできる破損は事前に防止しましょう。特にLANケーブルの断線や破損を防ぐためには、モールなどの保護アイテムが活躍します。配線している状況に応じて適した保護アイテムを購入して装着しましょう。

頻繁に抜き差しをしないLANケーブルは、配線を特に意識せず繋げた時のまま放置しているケースが多くあります。何の対策もしなければ、断線はもちろんこと、ぐちゃぐちゃな部分に埃がたまり火災の原因にもなりかねません。これらのトラブルを防ぐためにも、きちんと保護して使いましょう。

なお、モールを使った場合、切った残りの部分が余りがちです。しかしモールはLANケーブル専用というわけではないため、冷蔵庫などの家電製品の電源コードにも使いまわせます。余ったモールは、必要に応じて上手く活用しましょう。

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