サーバーラックのサイズや種類を選ぶポイントを詳しく紹介

企業内にあるデータセンターで多くのサーバーを管理するためには、サーバーラックが不可欠です。どんなサーバーラックでも同じというわけではなく、しっかり前もってどんなサーバーラックが必要か慎重に検討しましょう。

では、サーバーラックを選ぶポイントについて本記事で解説します。

サーバーラックの種類について

まずサーバーラックの種類について考えましょう。サーバーラックの種類は大きく分けて2種類あります。1つ目は19インチマウント型で、これはEIAという規格に沿ったサーバーラックです。米国電子工業会が定めた規格で、機器の幅を19インチ、高さが1.75インチの倍数と決められています。

さらに1.75インチを1Uという別の単位で呼ぶことになっており、機器の高さが1U、2Uといった形で表されます。サーバーなどの機器に「EIA規格に準拠」と書かれている場合には19インチマウント型のサーバーラックを使えます。もう1つのタイプはタワー型、もしくは据え置き型サーバーラックです。

デスクトップパソコンのように据え置いた状態で使うサーバーラックで、さまざまな形状・有効サイズ・耐荷重のものがあります。収納するサーバーの大きさに加え、サーバーラックの大きさもしっかり考慮して、収納スペースがあるかどうかを確認しましょう。

さらにサイズ・耐荷重・稼働音・消費電力・メンテナンス性・管理モニター機能の有無など、考慮すべき要素がたくさんあります。たとえばサーバーの重量は記載されていますが、オプションの部品がたくさん付属している場合には、サーバーラックの耐荷重をオーバーしてしまう恐れもあるので注意が必要です。

サーバーラックのサイズについて

サーバーラックを選ぶ際の大きなポイントのひとつが「サイズ」です。どのくらいのサーバーを設置するのかによって、どのくらいの大きさのサーバーラックをいくつ必要とするかが変わってきます。もし19インチマウント型を採用するのであれば、1ラックあたり40U程度のものを購入するとよいでしょう。

もし導入するサーバーなど機器の高さの合計が40U以上にであれば、複数のサーバーラックを購入しなければいけません。40U以下であっても、同じサーバーラックに多くの機器を詰め込みすぎるとメンテナンス性が下がり、排熱によってサーバーが正常に機能しなくなってしまう恐れがあります。

サーバーの上下に少し空間があるようにするのが賢明です。さらにサーバーラックのサイズで気をつけるべきが「奥行き」です。サーバーは幅と高さに関しては規格があり、世界標準で統一されていますが、奥行きに関しては特別な規格がありません。近年サーバーのスペックを高めるために、奥行きを長くすることで容積を上げる傾向にあります。

そのため高さと幅に関しては問題ないものの、サーバーラックよりもサーバーの奥行きが長すぎて、サーバーラックの背面の壁にあたってしまう事態が生じ得ます。また奥行きが長すぎると、ケーブルが折れてしまったり、サーバーラックの後ろでの作業ができなくなったりするかもしれません。サーバーラックを購入する際には、収納するサーバーの数と奥行きをしっかり確認しましょう。

おすすめのサーバーラックを紹介

サーバーラックにはいろいろな種類がありますが、とくに人気を集めているのがパンドウイットコーポレーションのサーバーラックです。その理由は細部にまでこだわった性能にあります。たとえば「Net-Access™ Nタイプ キャビネット」では奥行きのあるサーバーを収納してもケーブル管理ができるスペースが最大10%も拡大しています。

これでサーバーラック裏側の作業もしやすく、しかも冷気エアフローもスムーズに行えます。熱気がこもらないので熱暴走を効果的に防げるでしょう。たくさんのケーブルがあっても効率的に収納・管理できるので、多くのサーバーをまとめて管理するのに役立ちます。

続いてパンドウイットコーポレーションの「Net-Access™ Sタイプ キャビネット」は、天板にケーブル挿入口を設けることにより、サーバーを設置するためのスペースを5%有効活用できます。

さらにレベルフットデザインによって設置時間をなんと80%も短縮しています。加えて「Net-Access™ Sタイプ サーバキャビネット」は、据え置き型サーバーラックとして人気の製品です。幅が600mm、700mm、800mmと三種類あり、収納するサーバーの大きさによって選べます。もちろんパンドウイットコーポレーションではそれぞれのサーバーラックに合わせたアクセサリも取り揃えているので、データセンターの管理に役立てましょう。

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サーバーラックには重量や耐荷重、サイズなど考えるべき要素がたくさんあることがわかります。どのサーバーラックでも構わないと思っていると、思わぬトラブルのもとになる恐れがあります。

これからサーバーなどの機器を収納するためにサーバーラックを購入する場合には、慎重にデータセンターの設計をしてトラブルが起こらないように準備を整える必要があるでしょう。