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サーバーラックは「EIA規格」と「JIS規格」の違いを理解して選ぶ

サーバーを保管するオフィスなどでは、サーバーラックの活用が欠かせません。保管にはしっかりとした安全性が確保されなければいけませんので、サーバーラックも慎重に選びましょう。サーバーラックには「EIA規格」と「JIS規格」があり、それぞれ仕様が異なります。両者の違いを理解したうえで、サーバーラックを選びましょう。

クラウドと似ていると思われるかもしれませんが、データセンターは物理的にサーバーを運営、保管する場所であり、クラウドはオンライン上の場所という違いがあります。今回はデータセンターの活用で生まれるメリットを解説します。

多くのラックはEIA規格を採用している

EIA規格は、「国際電気標準会議」(IEC060297)にてユニットシャーシの寸法が定められています。

*ユニットシャーシの横幅:482.6mm
*ユニットシャーシの高さ:1U=1.75インチ(44.4mm)の倍数
*ユニットシャーシの奥行:規格なし

電子機器の多くは、EIA規格を採用していますので、サーバーラックもEIA規格である「19インチ」のラックが多くなります。

サーバーラックを検索してみると、その多くが「19インチラック」という結果になるのですが、それはEIA規格を採用しているサーバーが多いからです。

・日本工業規格のJIS規格は10インチラックに合わせて規格されている

JIS規格は、日本工業規格に準ずるもので、EIA規格である10インチラックに合わせて寸法が規格されています。

*ユニットシャーシの横幅:480mm
*ユニットシャーシの高さ:50mmの倍数
*ユニットシャーシの奥行:規格なし

JIS規格は、基本的にEIA規格に合わせていますので、横幅がほとんど一致しています。ただ、長さの単位がインチではなく「メートル」で表現されています。そのため、日本人からみると、JIS規格の方がよりわかりやすい表記になっています。

サーバーラックの選び方のポイントは種類とサイズと環境

サーバーラックを正しく選ぶには、いくつかのポイントがあります。 まずは、所有しているサーバーと合う、19インチラックマウント型もしくは据え置き型を選びます。

そのなかから、さらに組み立てタイプ、メッシュタイプ、ラックタイプ、ボックスタイプと、設置場所と収納の量から判断しましょう。 また、サーバーラックにはオープン式とクローズ式があり、セキュリティを優先するのであれば、クローズ式がおすすめです。地震の対策や、必要なオプションがあればつけておきましょう。

サーバーラック内は熱対策を施しておく

サーバーラック内は、サーバー自体やそのほかの機器から熱が出ているので、高温になりやすい環境です。さらにサーバールームでは、室温を調節して空気をしっかりと循環させるようにしましょう。熱対策をしないと、サーバーが壊れてしまうので注意してください。

また、サーバーを運用していくうえで、最適な環境が提供されるのもメリットです。

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サーバーラックはセキュリティの問題にも関係します。そのため、サーバーラック選びは慎重に行う必要があります。まずはサーバーが置かれている自社の環境に適したラックを選び、必要に応じてオプションなどをつけていきましょう。