配線状況の確認に便利なLANテスター

複雑で規模の大きいネットワーク配線ほど、導通チェックが手間になります。こちらではそうした配線を行う際やネットワーク配線に起きたトラブルをチェックする際に便利な「LANテスター」についてご紹介します。

LANテスターとは

LANテスターは複雑かつ大がかりなネットワーク配線で用いられることが多い確認用の装置です。「LANチェッカー」と呼ばれることもあります。

ネットワーク配線の規模によっては、実際の機器を使用しての導通チェックが困難な場合があります。また、断線や結線ミスなどがないか細かく調べながら進めていくことも少なくありません。LANテスターはそうした確認作業を簡易的に行うための装置です。

ニーズに応じてさまざまなタイプのLANテスターが展開されています。配線作業で使われることから、基本的にはどのLANテスターも小型で計量です。親機と子機に分かれていて配線ペアの整合性チェックができるものや、複数配線の同時チェックに対応しているものもあります。

LANテスターの使い方

一般的な、親機と子機に分かれているタイプのLANテスターに関して使い方をご説明しましょう。

親機の電源をオンにすると、本体に搭載されているパイロットランプが点滅をはじめます。これが、テスト可能なスタンバイの状態です。LANケーブルの両端に親機・子機を接続すると、パイロットランプのLEDが番号順に点灯していきます。すべてのLEDが問題なく点灯した場合、LANケーブルが正常にストレート結線されている
ことを意味します。

実際に通信して確認してみる必要がある

LANテスターで実施できるのは、あくまで配線作業を滞りなく行うための簡易的なチェックです。ネットワーク機器での通信が本当に可能かどうか、また通信パフォーマンスなどは実際の機器で通信して確認する必要があります。

LANテスターでは基本的に通信速度のチェックはできません。また、実際のネットワーク環境ではノイズによる影響も起こりうるため、機器はケーブルのスペックだけで通信パフォーマンスを判断することはできません。最終的には通信状況の確認のためには、LANテスターによるチェックだけではなく実際に通信してみることをおすすめします。

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LANテスターは配線の際だけではなくネットワークの補修やケーブルに異常が起きたときの確認作業にも便利な装置です。専門的な装置ではありますが量販店などでも購入できますので、適宜利用してください。

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