LANケーブルで通信速度は変わる?影響を与える要素を解説|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

LANケーブルで通信速度は変わる?影響を与える要素を解説

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

機器を有線接続でインターネットにするために必要なLANケーブルには規格があり、選ぶ規格によって通信速度に大きく影響します。

そこで今回は、通信速度の重要なポイントである規格とは何か、利用環境に適した規格の選び方を解説します。

LANケーブルが通信速度に影響?

LANケーブルと通信速度には、どのような関係があるのでしょうか。まずは、LANケーブルと通信速度の関係性について詳しく解説します。

 

長さの影響

LANケーブルの長さが通信速度に影響を与えることは、ほとんどありません。そのため、LANケーブルが長いからといって速度が著しく低下することはないため、接続しやすい長さを選びましょう。

 

薄さの影響

通信速度は長さに影響は受けにくいものの、LANケーブルの薄さが影響を受ける場合があります。

LANケーブルには複数の形状があります。フラットタイプのケーブルは、線が柔らかく薄いためノイズの影響を受けやすいです。しかし、その分カーペットの下に配線できるなど配線しやすいというメリットもあります。通信速度を重視する場合は、LANケーブルは厚めのものを選んだ方が良いでしょう。

 

劣化や破損の影響

LANケーブルの劣化や破損は、速度の低下につながります。

LANケーブルには耐用年数があり、一般的に約30年と言われています。そのため、30年前後使用しているLANケーブルは早めに買い替えた方が良いでしょう。

また、LANケーブルは経年劣化以外にも利用環境によって劣化します。

例えば、LANケーブルに直射日光が当たっていたり、無理に配線して引っ張り過ぎている、結束する際にきつく縛りすぎている、床に配線して踏むなど、LANケーブルの取り扱いが雑だと劣化しやすいです。LANケーブルの劣化や破損が原因で通信速度が低下している場合は、買い替えも検討しましょう。

 

規格の影響

ここまでご紹介した通り、LANケーブルは薄さや劣化などが通信速度に影響を与えることがありますが、最も大きく影響するのがLANケーブルの規格です。なぜならLANケーブルにはそれぞれ規格があり、規格は速度に影響するためです。LANケーブルの規格と、利用シーンでの規格の選び方は後ほど詳しく解説します。

ネットの利用シーンとLANケーブルの規格

LANケーブルの通信規格はカテゴリと呼ばれ、「Cat(カテゴリ)」と表記されており、数字で分類されます。現在はCat5、5e、6、6A、7、8の6種類があり、この中では8のカテゴリがもっとも速い通信速度に対応できます。

しかし、数字が大きくなるほど費用も高くなるため、単に数字が大きいものを選べば良いという訳ではありません。インターネットの利用シーンに適した規格を選びましょう。ここでは、インターネットの利用シーン別に、最適なLANケーブルの規格をご紹介します。

 

ネットをあまり使わない場合

インターネットをほとんど使う機会がない場合は、最も安価なCat5(カテゴリ5)が適しています。Cat5の最大通信速度は100Mbpsと、現在発売されているカテゴリの中では最も低く通信速度はさほど速くありません。しかし、その分価格も最も安いため、最低限のネット接続で十分とお考えの方には最適です。

 

ネットを日常的に使う場合

インターネットを日常的に使う場合は、Cat5e(カテゴリ5e)またはCat6(カテゴリ6)が適しています。

Cat5eとCat6の最大通信速度は、1Gbps「1000BASE-T」です。しかし、周波数はCat6の方が2倍以上あり安定した通信が可能です。そのため、一般家庭で日常的にインターネットを使いたい場合にはCat5e、より快適にインターネットを使いたい場合にはCat6が最適です。

 

リモートワークやオンラインゲームを行う場合

リモートワークやオンラインゲームなど、より高速かつ安定した通信を求める場合にはCat6A(カテゴリ6A)かCat7(カテゴリ7)が適しています。

Cat6AとCat7の最大通信速度は10Gbps「10G-BASE-T」です。今後主流になる10Gbpsにも対応しているため、これからLANケーブルを購入する方や買い替えを検討している方はCat6A以上がおすすめです。

Cat6AとCat7の使い分けを見ていきましょう。

まず、Cat6Aは長時間の動画視聴を楽しみたい方に適しています。また、テレビ会議に使用したい場合にも適しているため、リモートワークをしている方におすすめです。

一方でCat7は、Cat6Aよりもさらに安定した通信が可能でノイズ耐性にも優れています。そのためタイムラグが少なく、快適にオンラインゲームを楽しみたい方に最適です。Cat7は安定性の高さから、一般家庭だけではなく業務用サーバーにも利用されています。

 

業務用として利用する場合

前述の通り、Cat7も業務用サーバーに利用されていますが、さらに高速かつ安定した通信を求める場合はCat8(カテゴリ8)が最適です。Cat8は、現在の最上位規格で最大通信速度は40Gbps、最大周波数は2000Mhzと、超高速通信を広帯域で利用できます。ノイズ耐性にも優れており、業務用サーバーに最適です。

なお、Cat8が一般家庭で使用されることはほとんどありません。

LANケーブルを購入する際は規格をチェック

ここまでご紹介したとうに、LANケーブルの通信速度は規格が大きく影響します。そのため、LANケーブルを購入する際は必ず規格を確認しましょう。規格はLANケーブルに記載されていることが多いです。記載場所がわからない場合は店員に聞くと良いでしょう。

LANケーブル選びで通信速度を改善しよう

LANケーブルには規格があり、規格によって通信速度が大きく影響するほか、薄さ、劣化や破損も通信速度に影響を与えます。LANケーブルを購入する際は、規格に目を向けて最適な規格を選んでください。

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