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知っとく&納得、結束のあれこれ #30
配線ダクト・モールの違い


配線ダクトと並び、配線用の素材として一般的なもののひとつがモールです。ケーブルをまとめるという大きな用途は同じですが、両者の違いはどこにあるのでしょうか。こちらでは、配線ダクトとモールの違いについて深堀していきます。

配線ダクト・モールの違い

配線ダクトの使い道


配線ダクトは、中にケーブルを収納しまとめておくための配線用具です。主に、配電盤内や分電盤内で電線をまとめるために使用されます。照明器具に使用する配線ダクトには、「トラックライト」「ライティングレール」といった名称も用いられます。

配電盤・分電盤で使用される配線ダクトは、複数のスリットが設けられているのが特徴です。このスリットから、ケーブルの引き込みや引き出しを行います。任意の場所でケーブルの引き込み、引き出しが可能です。

通常、配電盤・分電盤の内部は非常に省スペースになっており、レイアウトに工夫が必要です。配線ダクトは、ケーブルをまとめて限られたスペースを有効活用するため
に活用されています。

モールの使い道


モールは床や壁などにケーブルを固定するための用具です。ケーブルをすっぽりと覆うように取り付けるため、ケーブルを保護することもできます。配線整理の用具としては、極めて一般的なもののひとつです。

多くの場合、モールは両面の粘着テープによって壁・床に固定されます。直線型のモールが一般的ですが、L字型、U字型といった形状のモールを駆使すれば複雑な配線を実現することも可能です。LANケーブルや電話線、電源タップのケーブル配線に使用されます。

配線ダクトとモールが使用されるシーンの違い


配線ダクトとモールはどちらもケーブルをまとめるために使用されますが、使用されるシーンには違いがあります。

モールはケーブルの保護としても使用されることから、固くて丈夫な作りになっています。配線ダクトのようにスリットはありません。モールにカッターなどで切り込みを入れることも可能ですが、そうした使い方はあまり一般ではありません。

配線ダクトは、配電盤や分電盤の内部で細い電線をまとめるために使用されます。外部に露出するような環境で使用されることはあまりありません。

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モールは、一般家庭やオフィスの配線でおなじみの用具です。反対に、あまり露出しない配線環境がでは、配線ダクトが広く使用されています。一般家庭やオフィスの配線でも、場所によっては配線ダクトが活用できるかもしれません。モール、配線ダクトそれぞれの特徴と長所を引かし、快適なネットワーク環境を構築してください。