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結束バンドのリピートタイプとは?その使い方を解説

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

結束バンド

結束バンドはDIYやケーブルをまとめるのに大変便利な道具ですが、一度取り付けてしまうと取り外せないというのが難点です。もし取り外したい場合にはペンチやニッパーなどで切断するのが手っ取り早い方法です。使いたいときに必要な本数を用意しなければならないため、何度でも再利用できる結束バンドがあればよいのにと思う方も少なくないでしょう。では何度でも使える、結束バンドのリピートタイプについて見ていきましょう。

結束バンドのリピートタイプとは?

結束バンドのリピートタイプとは、その名のとおり何度でも繰り返し使える結束バンドのことです。リピートタイなどとも呼ばれますが、爪の所にレバーのようなものがついており、簡単に取り外すことができます。これまでは結束バンドを切って取り外していたため、毎回必要な本数の結束バンドを用意しなければなりませんでしたが、リピートタイプを購入しておけば経済的です。さらに従来の結束バンドでは余分なストラップの部分を切って見栄えをよくしていました。

しかし、リピートタイプの結束バンドの中には、余った部分を折り返して止めておけるフックが付いているものも販売されており、留めたいケーブルの太さや本数が変わっても対応できます。レバーの色を変えて視認性を高め、スピーディーに着脱できるように工夫されたリピートタイもあるので、いろいろな場面で使用可能です。より耐久性を高めた結束バンド、金属製のリピートタイなども販売されているので、将来的には再利用できる結束バンドが主流になっていくかもしれません。

結束バンドのリピートタイプの使い方

結束バンドの使い方はいたってシンプルです。爪の部分に取り付けられているレバーを押すことで爪とストラップの間に隙間ができ、簡単に結束バンドを取り外すことができます。リピートタイプでないと、結束バンドを切ることで取り外していましたが、レバーを押すだけで取り外しができるためそれほど力がない女性の方やお子さんで簡単に取り外せます。

取り付け、取り外しの両方でニッパーやペンチのような工具を使わなくてもよいため、安全性がさらに高まります。フックが付いている結束バンドの場合、余った部分を切り取る必要もなく引っ掛けておくだけで問題ありません。見栄えがよくなるという点ももちろんですが、ストラップを切らなくてよいので、切り口でけがをしてしまうということもないでしょう。

ストラップの切り口は非常に尖っているため、小さなお子さんが顔や目に怪我を負ってしまう恐れもあります。リピートタイプは小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使用できる結束バンドとなっています。

結束バンドのリピートタイプを使う場所

では、これほど便利な結束バンドをどこで使えばよいのでしょうか。もっとも分かりやすいところでいえば、パソコンなどのケーブルをまとめるときでしょう。一般家庭ではそれほど配線が複雑になるということはないかもしれませんが、オフィスではたくさんのパソコンやモニターを使うため、たくさんのケーブルが使われます。そうしたケーブルをまとめておくのに結束バンドを使用できるでしょう。スッキリするだけでなくケーブルにつまづいて転ぶという危険性も少なくなります。リピートタイプを使えば、新たなケーブルが加わってもいったん外してまた取り付けることができるので大変便利です。リピートタイプの結束バンドにはさまざまな色があるので、ケーブルを種類ごとに色分けしてまとめておけば保守点検も簡単に行うことができるでしょう。

さらに結束バンドの中には、過酷な環境の中であっても何度も使用できるリピートタイプのものがあります。こうした結束バンドは建築現場や農業の現場で大変重宝されます。建築現場では養生シートを足場のパイプに取り付けたり、農業の現場であればビニールシートを取り付けたりするのに活躍します。結束バンドの種類によっては炎天下や寒冷な地域でも長い間使用し続けられます。

リピートタイの中でも、片手で取り外しができるものは非常に便利です。数多くのケーブルや電線の結束を行う場合には、片手だけで外せるリピートタイが必要になるかもしれません。用途や結束するものに合わせて結束バンドを選ぶ必要があるのです。

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結束バンドのリピートタイプには、色、種類、耐久性、価格などによって非常に多くの種類があります。それぞれの状況に合わせてどのリピートタイがよいかは変わってきます。もちろんリピートタイプではない結束バンドと比較して、リピートタイプの方がやや価格が高くなります。

そのため、再利用するつもりのない場所であればリピートタイプの結束バンドを使う必要性はないかもしれません。しかしもし結束バンドを将来的に再利用するつもりなのであれば、何を結束するのか、室内か屋外かなどを考慮したうえで、リピートタイを購入するようにしましょう。

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