LANケーブルを野外で配線する方法と注意点について|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

LANケーブルを野外で配線する方法と注意点について

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

インターネットに接続する際に使用するLANケーブルは、屋内だけではなく野外でも利用されます。有線接続した機器が離れている、1階から2階にLANケーブルを通したいなどの理由から野外での配線が選ばれます。

そこで今回は、野外用のLANケーブルで有線接続する方法と注意点についてご紹介します。

lanケーブルとは

LANケーブルとは、有線でインターネットへ接続する際に使用するケーブルのことをいい、無線LAN接続に比べると安定性に優れていることが特長です。そのため、オンラインゲームや動画視聴など、大量のデータ通信をする時には、LANケーブルを使用しての有線接続がおすすめです。

野外用のLANケーブルとは、構造が二重被膜構造のケーブルのことをいいます。構造はPE(ポリエチレン)外被、PVC(ポリ塩化ビニル)内被で、耐候性や耐水性に優れており、雨や風に強く劣化しにくいことが特長です。耐UV性にも優れているため屋外での使用に適していますが、雨や風を少しでも避けるために壁に沿って固定しましょう。

どのような時に野外配線にするのか

野外にLANケーブルを配線する際には、野外用のLANケーブルを使用します。雨や風、紫外線の影響を受け、LANケーブルが劣化するためです。

野外からLANケーブルを通すと、最短のルートでの配線が可能になるため、家の離れでインターネットを有線接続で使用する時や、無線LANでは通信が不安定な時に利用します。

また、1階から2階への接続や、2階から3階への接続など、LANケーブルを家の中で通すよりも野外を通して接続した方が良い時に使用します。

ただし、同じ敷地内にある別の建物へLANケーブルを配線する際には、ケーブルの長さに注意が必要です。建物が離れているとその分LANケーブルが長くなり、施工費用がかかってしまうためです。

LANケーブルを野外に配線する方法

野外からLANケーブルを配線し、最短ルートで有線接続させるためには、LANケーブルを屋内に引き入れなければなりません。ここからは、野外に配線する3つの方法をご紹介します。

 

開いている穴を利用する

野外にLANケーブルを通す方法として、すでに開いている壁の穴を利用する方法があります。開いている壁の穴とは、エアコンダクトや通気口、空配管などです。

壁の穴にそってLANケーブルを入れるだけで配線が完了します。穴が見えない時には、エアコンカバーを外せばみつかるでしょう。ただし、エアコンダクトを利用して配線する際には、雨漏りを防ぐため配線後のパテ埋めが必要です。

 

穴をあける

壁にLANケーブルを屋内に引き込める穴がない時は、構造材がない部分に新しく穴を開けます。空洞の部分に穴を開けますが、壁には厚みがあるため長いドリルビットを使用します。しかし、壁に穴を開けるには、家屋の柱や筋交いを傷付けないように配慮する必要があるため、業者に依頼してください。自分で穴を開けると、柱や筋交いを傷付ける可能性や、雨漏りする可能性があるためです。

 

窓やドアの隙間を利用する

壁の穴を利用して配線する以外の方法として、ドアや窓などの隙間にフラットケーブルを敷設する方法があります。ドアや窓などの隙間を利用するため壁に穴を開ける必要がなく、自分で屋外配線ができます。

その際、大きなケーブルや太いケーブルでは隙間に通らない可能性があるため、フラットケーブルがおすすめです。また、LANケーブルが断線しないよう、ドアやサッシなどケーブルを圧迫する個所への接触は避けましょう。

野外配線の注意点

雨や風、紫外線に当たらない屋内配線とは異なり、野外配線では雨風に晒されます。そのため、LANケーブルを屋外配線する際にはいくつかの注意点があります。

 

➀配線ルートの人通りや車通り

野外でLANケーブルを配線する際、ケーブルの上を人や車が通る場所では、ケーブルを傷めない工夫が必要です。

人や自転車が頻繁に行き来する場所にケーブルがあると、踏まれることで傷みますし、足を引っかけてしまう可能性があります。

そのため、配管を作ってLANケーブルを地中に通すかプロテクタの使用がおすすめです。

また、配線ルートが短い場合は空中配線が可能です。

 

➁配線の距離

LANケーブルで通信が届く距離には限界があり、100mが基準といわれています。100mを超えたら通信ができなくなる訳ではなく、安定した通信ができなくなるため、100mを超えるとHUBを置いて中継します。

ただし、中継HUBを設置するためには、HUBのための電源が必要です。電源がない場合は、光ファイバーケーブルを利用すると100m以上の通信が可能です。

 

➂雨や紫外線対策       

耐久性に優れている野外用ケーブルを使用していても、環境によっては劣化が進みます。野外での配線では雨や風、紫外線での劣化や動物がLANケーブルを齧るなど、屋内にはないトラブルが起こります。

そのため、保護材や防水テープを利用してLANケーブルを保護し、断線や劣化を防ぐ工夫をしましょう。

まとめ

LANケーブルを野外で配線する際には、開いていた穴を利用するか、新しく穴を開けるか、ドアや窓の隙間を利用し、屋内にLANケーブルを引き入れます。新しく穴を開ける際には、家屋の柱や筋交いを傷付けたり雨漏りの原因になったりするため、業者に頼むことをおすすめします。

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