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データセンターで活用されるストレージソリューション

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

データセンターで活用されるストレージソリューション

データ管理は、どの企業においても企業の存続にかかわる重要な課題です。

しかし、多くのデータを1か所に保存することは、決して容易なことではありません。すべてのデータを1か所に保存・アクセスが可能な企業であれば、他社と差をつけ事業を進めていくうえで優位に立つことができるでしょう。

そこで、データセンターで活用されるストレージソリューションを導入することで、今まで容易ではなかったことが可能になります。

本記事では、ストレージに関することや、データセンターでもSSDが主流になっていることについて解説します。

 

ストレージとは

ストレージとは、ハードディスクなどの磁気ディスクや、CDやDVDなどの光学ディスク、USBメモリやメモリーカードなどの記憶装置のことです。コンピューターには、通常メインメモリとストレージの2つの記憶装置があります。

メインメモリはデータ容量毎のコストが高く、記憶容量が少ないです。一方で、処理速度が非常に速いという特徴を持っています。ストレージは記憶容量がメインメモリよりもかなりサイズが大きく、データ容量のコストが低いです。

しかし、処理速度がメインメモリと比較して遅いため、ストレージは主に記憶することを目的として利用されます。メインメモリを利用する主な目的として、メインメモリは情報処理用の装置です。そのため、記憶容量やコストを犠牲にしても処理速度を速める必要があります。

ストレージは前述で述べたとおり、記憶することが目的とされるため、処理速度を犠牲にしてでも記憶容量を拡張することが必要です。

また、ストレージの分類は以下の6つによって分けられます。

 

  • ・記憶媒体
  • ・記憶方式
  • ・アクセス方式
  • ・設置場所
  • ・リムーバブルかどうか
  • ・書き換えが可能か否か

大きく分けてストレージは、このように分類されます。それぞれの特徴を活かした使い方があります。

 

データセンターでもHDDからSSDへ

ストレージメディアで長らく技術的主役であったHDDからSSDへと世代交代が進む中、データセンターでもSSDが主流になっています。SSDが登場した当初から技術上、処理速度がHDDに比べるとかなり高速です。

しかし、ドライブ単位でみた際に、SSDの容量の小ささや容量単位のコストの高さが問題視されてしまいます。そこでHDDに置き換えるのではなく、HDDのストレージに小容量のSSDを組み合わせるという構成からSSDの普及が進んだとされています。

HDDのメリットは、大容量のデータを安価に保存できることです。対してSSDのメリットは以下の4つがあります。

 

  • ・読み書き速度が速い
  • ・故障頻度が少ない
  • ・消費電力が少ない
  • ・高密度化に適している

このように、SSDには多くのメリットがあります。そのためSSDをはじめとする、フラッシュストレージの大容量化や低価格化が進み、データセンターでもHDDからSSDに移行が進んでいるのです。

 

ストレージ分野でのAI活用

近年ではデータの格納・管理を担うストレージ分野においても、AIの活用が重要になってきています。AIの発展により、大量のデータから学習することで新たな知見を得て、ビジネスに活かすことに取り組むユーザーが増えつつあります。

しかし、学習用の大量のデータをどこに置き、どこから持ってくるかが懸念です。そのため、AIを活用するうえで自社のデータ格納のためにストレージを考える場合は、フラットな構成のオールフラッシュストレージで十分な容量の確保を検討すべきであるといえます。

また、ITインフラの中でもストレージは障害発生率が高く不具合が発生した場合、これまではストレージを疑うのが最善であると思われていました。しかし、実際はアプリケーションには必要なデータが共有されていません。アプリケーションの処理性能の劣化に関する原因として、ストレージ以外の部分に問題があるとされています。

そのため、実際に人がITインフラの複雑な構成要素の中から、迅速に問題箇所を発見するのは非常に困難です。AIを活用することで、問題箇所の迅速な切り分けが可能になり、担当者の負担を軽減させることに繋がります。

 

まとめ

データセンターで活用されるストレージソリューションとは、主にハードディスクなどの磁気ディスクや、CDやDVDなどの光学ディスク、USBメモリやメモリーカードなどのフラッシュメモリの配置装置のことを指します。

ストレージの分類は以下の6つに分けられます。

 

  • ・記憶媒体
  • ・記憶方式
  • ・アクセス方式
  • ・設置場所
  • ・リムーバブルかどうか
  • ・書き換えが可能か否か

また、長らくストレージメディアの主役はHDDでしたが、SDDをはじめとするフラッシュストレージの大容量化や低価格化とともに変化しています。それにより、データセンターでもHDDからSSDへの移行が主流になっています。

さらには、データの格納・管理を担うストレージ分野においてAIの活用が重要視されるでしょう。このようにストレージソリューションはデータセンターを活用するために非常に重要です。

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