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知っとく&納得、結束のあれこれ #6
配線ダクトを使⽤するうえでのポイント


安全かつ省スペースな配線を実現するために、配線ダクトは便利なアイテムです。しかし、適切に運⽤するためには、意識していただきたいポイントがいくつかあります。こちらでは、安全性と作業効率向上に関して、配線ダクトを使⽤するうえでのポイントを2 つご紹介します。配線レイアウトを検討する際の参考にしてください。
配線ダクトを使⽤するうえでのポイント

ダクト間のスペースには余裕を残す


配線をコンパクト化するために使⽤される配線ダクトですが、接続機器との間には少なからずスペースが必要です。ダクト間のスペースを狭く設計してしまうと、配線が困難になります。あまりに狭いスペースに配線を実施しようとすると、ケーブルが挟まることにより断線の危険性も考えられます。

配線を容易にするため、ダクト間のスペースには余裕を残しておくことが⼤切です。⽬安のとなる幅は、コネクタをスムーズに通過させられる40mm 程度。配線レイアウトを検討する際は、可能な限りこの幅を維持するようにしましょう。また、ケーブルにマークチューブを記⼊する場合は、⽂字の視認性も意識して隙間スペースを検討する必要があります。くれぐれも⽂字が隠れてしまうような隙間のないレイアウトは控えてください。

切断⾯のバリ取りは丁寧に


配線ダクトは溝の部分から切断することで、環境応じて最適なサイズで使⽤できます。⼀⽅で、切断⾯に残っているバリが問題になることもあります。

バリによる代表的な悪影響として挙げられるのが、ケーブル被覆へのダメージです。配線作業中にバリがケーブルに引っかかると、傷が付いてしまう可能性があります。こうした物理的なダメージが機器の不具合につながるケースもあります。常に稼働させる必要がある装置では、適切にバリを除去しなければなりません。

配線ダクトは斜めに切断することで⾓がなくなり、ケーブルへのダメージを防ぐことができます。まだ、発⽣したバリを除去する⽅法としては、切断⾯をスチールたわしでこすり、エアーを吹き付ける⽅法が⼀般的です。

また、切断する際はハサミ・ニッパなど家庭⽤の⽂房具ではなく、専⽤のダクトカッターを使⽤してください。相性の悪い⼯具を使⽤すると切断⾯が荒くなるだけではなく、配線ダクトの破損も考えられます。

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ご紹介したような⼯夫で配線ダクトが原因となる配線の不具合回避できます。業務⽤の配線では、とりわけ意識していただきたいポイントです。余裕のあるスペース確保、丁寧なバリとりを実施して、配線のトラブルを未然に防ぎましょう。