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知っとく&納得、結束のあれこれ #43
結束バンドを「ハイカット」にしていませんか?


結束バンドのストラップ切断方法は、結束バンドの性能や安全性に大きく影響を与え
ます。基本的にストラップを残さず切断する方法が推奨されていますが、特に理由も
なくストラップを残してしまう方も少なくないようです。

こちらでは、ストラップを残して切る「ハイカット」のリスクについてお話します。

結束バンドを「ハイカット」にしていませんか?

結束バンドの「ハイカット」とは?


結束バンドは、結束後に余ったストラップを切断するのが一般的です。この際、スト
ラップを数ミリ残して切断することを「ハイカット」と呼びます。

結束バンドのロックはストラップの溝とロック部の爪がかみ合うことによってかかり
ます。爪と溝のロックがずれ、結束がほどけてしまうことを警戒してハイカットにさ
れる方が多いようです。

ただし、実際の破断の多くはロック爪の破損によって起こります。そのため、ハイカ
ットにしても結束バンド自体の性能にはまったく影響はないのです。

ハイカットのリスク


結束の際は多くの方がハイカットにしています。しかし、上述したとおり、ハイカッ
トには特にメリットがありません。それだけではなく、ハイカットはいくつかのリス
クを孕んでいるのです。

最たるリスクは鋭利な切断面の突出です。とがった切断面の突出により結束の作業者
やメンテナンスの担当者がケガをしてしまう可能性があります。また、切断面によっ
て周辺機器が傷ついてしまうことも考えられます。

このことから、ハイカットは基本的に推奨されていません。処理していない状態の切
断面は鋭利だということを覚えておきましょう。

結束バンドはフラッシュカットで


ハイカットに対してストラップを残さず切断することをフラッシュカットと呼びま
す。フラッシュカットにすると結束が崩壊すると考える方が多いようですが、基本的
にそういったリスクはありません。

多くに結束バンドはロック爪の先端とヘッドの面に数ミリの余白があります。ストラ
ップのカット位置によってロック爪の嵌合位置が変わることはないのです。

また、引張強度についてもストラップのカット位置による影響はほとんどないことが
わかっています。外観上は心配になるかもしれませんが、結束バンドを締め付けたあ
とはストラップを残さずにカットしてください。

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ハイカットは結束バンドの使用経験が浅い方にありがちなミスと言えます。特にメリ
ットがないばかりか、安全上にリスクがあります。特別な理由がない限りは、ハイカ
ットではなくフラッシュカットで切断するようにしましょう。