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Cat6A AXテープアライアンス
Panduit × 冨士電線 × 通信興業 × 岡野電線

「2025年問題」が大きな節目に

 

──今後の市場の変化や展望についてはどのようにお考えですか?

 

諸星氏
ある程度Cat6Aへのシフトは会社として考えていますね。社内の中でも具体的な数値目標を掲げています。 

 

柏木氏
市場の調査会社を見ると大体2025年までにCat6Aのシェアが25%になるという数字が出ているのですが、冨士電線さんはどの程度シェアが広がると予想していますか?

 

諸星氏
現場の感覚からはそこまで広がるとは考えにくいですね。

 

柴野氏
あと数年でそれだけシェアが広げられたら理想的だと思いますが実際には難しい数字ではないでしょうか?しかし、どこかで一気に変わるタイミングが出てくるのかなと実は思っています。GIGAスクール構想のようなCat6Aシェア拡大に有益なプロジェクトなどがあれば予想の数字にも近づくのではないでしょうか。

 

柏木氏

個人的には、Cat5eが急激になくなっていくと思うのですが、いかがでしょう?

 

柴野氏
色々な見方がありますよね。個人的な予想としては、Cat6が一気に無くなってしまうかなと思っています。要するに、1Gのアプリケーションでしかない以上、Cat5eかCat6Aかで二分化するのではないかと考えています。

 

柏木氏
Cat6Aを主流にしていきたいですね。

 

諸星氏
理想はCat6とCat6Aですけどね。

 

柏木氏
あとは、やはり「2025年問題」はひとつ節目だと感じています。公共のシステムを2025年までに100%デジタル化するという目標を掲げて実際に動いているので、大きなポイントになるのではないかと考えています。そして、企業の基幹システムは2025年になると21年以上運用し続けている企業が6割ほどになり、技術的な面での老朽化、ブラックボックス化してしまったレガシーシステムについて経済産業省が警鐘を鳴らしています。長期経営している会社ほどシステムの刷新が急務となっており、その切り替え時のインフラ整備にCat6Aの導入が進むのではないかと期待しています。

 

それと、コロナ禍で、これまで切り分けられていたビジネスと家庭が一緒になってきている点にも注目しています。
家では動画の閲覧ができれば十分だったのが、テレワークをしている層からは、高速化と安定した通信が重要視されつつあるように感じます。

 

諸星氏
自宅で高速回線が必要なかった方などはまず光回線の導入などを進めるでしょうね。

 

柴野氏
現在でも家庭用のネット回線は光がメインだとは思いますが、仕事で使うと考えるとさらに通信環境のクオリティ向上に注目が集まるのではないでしょうか。速度が遅かったり通信が途中で切れてしまったりしていては業務に支障をきたす可能性もありますし、単純に長い時間使う回線なのでそういったストレスがあると、Cat6Aなどのハイスペックのものを使用して解消したいと考えるのではと思います。

 

石丸氏
弊社はあまり関わっていませんが、Wi-Fi案件はかなり勢いがあるのではないでしょうか?どんどん増えてきている公共のWi-Fiは、LANがないと絶対に繋がらないですからね。

 

柏木氏
GIGAスクール構想では教室内の高速Wi-Fi環境を実現する事が目的となっていましたし、企業ネットワークや公共Wi-Fiの高速化需要は高まっています。弊社のWf-Fi機器へ直接接続可能な現地加工型のCat6AモジュラプラグもGIGAスクールで多くの採用実績を頂きましたが、更にコンパクトにしていく必要があると思っています。

 

諸星氏
そうですね、しかし現場ではwifi機器・Cat6Aに限らず今まで使っていた機器やパーツを変更したがらない業者も多いので、機器の性能を向上させても使ってもらえないという背景がありますね。Cat6Aに関しては使い勝手や施工性の懸念が晴れれば今後もっと伸びてくる気はします。

 

柴野氏
実際はそれほどCat5e・Cat6と変わりないんですけどね。

 

柏木氏
ですが、今回のGIGAスクール構想で実際にCat6Aの施工をして、先入観が払拭されたと思います。

 

Cat6Aは、UTP・STPどちらも使えるので仕様選定のポイントとなっております。そのなかで「Cat6Aは、Cat5e・Cat6よりも面倒で使いにくそう」という漠然としたイメージを脱却し「Cat6Aの中でもSTPよりUTPのほうが使い勝手がいいよね」というプラスの見方に徐々に変わりつつあると感じています。