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知っとく&納得、結束のあれこれ #17
結束バンドの寿命を縮める? 紫外線の危険性


結束バンドは外的要因によって劣化していきます。屋外で結束バンドを使用する場合は、紫外線による劣化が起こりえます。安定した結束を維持するためには、紫外線耐性のある結束バンドが必要です。こちらでは、紫外線の概要や無機物への影響、紫外線耐性の重要性についてお話します。
結束バンドの寿命を縮める? 紫外線の危険性

紫外線とは


紫外線は、太陽から降り注ぐ日射の分類のひとつです。「Ultra Violet(UV)」とも呼ばれます。可視光線よりも波長が短く、人間の目では確認できません。紫外線は波長の長さに応じて以下の3種類に大別されています。

UV-A

オゾン、大気による吸収でそれほど減少せず、地表に多く降り注ぎます。一方で生物に対する悪影響は大きくありません。

UV-B

ほとんどはオゾンによって吸収されますが、照射した生物に大きなダメージを与えま
す。

UV-C

オゾン、大気によって吸収されるため地表には届きません。

一般的に警戒すべきだと考えられているのは照射量の多いUV-Aと悪影響が大きいUV-Bです。UV-Bは日焼けの代表的な原因として知られています。また、UV-Aは肌の奥まで浸透し、シミやしわを引き起こします。

紫外線の影響を受けるのは人間だけではない


人間に肌にダメージを与える紫外線。一方、無機物も紫外線による悪影響を受けます。

建造物の外壁が紫外線にさらされ続けると、色あせやひび割れといった明確なダメージが発生します。塗装がチョークのような粉状になる「チョーキング現象」も、紫外線による代表的なダメージです。

屋外に設置された設備が紫外線によるダメージを受けると、その設備の防御性能が低下します。人間以上に紫外線にさらされる時間が長いことから、劣化が速く進む例もあります。

屋外の結束バンドには紫外線への耐性が求められる


屋外で使用する結束バンドも、例外なく紫外線による悪影響を受けます。劣化が進み、破断してしまう可能性も否定できません。再結束のコスト発生を回避するためには、紫外線への耐性がある結束バンドが必要です。屋外の環境を想定し、紫外線をはじめとするダメージに対する「耐候性」を高めた製品が流通しています。使用素材としては耐候性ナイロンや耐候性ポリプロピレンが基本的には最適です。

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屋外に設置されている無機物は、人間のように日差しに応じた紫外線対策をとることができません。紫外線耐性の有無は劣化スピードに大きな影響を与えます。屋外で結束バンドを使用する場合は、耐候性の有無に注目して製品をお選びください。