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「独創的なコンセプト×日本品質」が生み出す
データセンター向けのラックソリューション

国内ラックメーカーの勇である日東工業株式会社(以下、日東工業)と、データセンターの運用やケーブリングのノウハウを持つパンドウイットコーポレーション日本支社(以下、パンドウイット)。その両社が運用性・拡張性の高いデータセンタープラットフォーム実現の切り札となる『コアネットワークラック』を共同開発、市場投入しました。全く新しいコンセプトを持ったこの製品について、その開発への‘こだわり’、両社の業務提携の目的、今後の展望についてお話を伺いました。


データセンターラックの概念を変える全く新しいコンセプト

―今回発表になった『コアネットワークラック』を開発したきっかけは何ですか?
高山氏

データセンターの構築では、ラックの選定は重要な作業です。通常は「価格」「サイズ」「耐震性」などを基準にラックを選定するケースが多いのですが、本当に重要なことは、ラックに「何を搭載するのか」を考えること。多くの場合、「ネットワーク機器を搭載するのか」、「サーバー機器を搭載するのか」までは考えられていないのが実情です。機器によってラックに求める要素は異なるのに、肝心なところが考慮されていない。データセンターを最適化する取り組みを常に提案してきた我々からすれば、ネットワークにはネットワーク向けに最適化されたラックを、サーバーにはサーバー向けに最適化されたラックを使うことこそが重要だと考えます。

釼持氏

このような現状に一石を投じるために、ネットワーク向けに特化したラックを市場投入しました。ネットワークは非常に重要なインフラです。特にデータセンターのネットワークには、可用性と厳格な管理が求められます。そのような環境では、運用面において専用ラックの重要性がますます大きなアドバンテージになります。
ネットワークで使うラックは、データセンター全体のわずか数%程度です。その数%を最適化することで、ネットワーク全体の信頼性は飛躍的に向上します。我々パンドウイットは、データセンター全体の最適化に向けたソリューションの展開を今後更に加速していきます。その先陣として、今回『コアネットワークラック』を発表したのです。


パンドウイットコーポレーション日本支社 エンタープライズ&データセンターBU 技術コンサルタント:釼持良太氏(左)
パンドウイットコーポレーション日本支社 エンタープライズ&データセンターBU EDI営業部部長:高山秋久氏(右)

―『コアネットワークラック』の特徴やコンセプトについて聞かせてください
高山氏

今回は、「運用時の使いやすさ」を最重要項目として開発しました。データセンターにおける物理運用を想定した様々な機能やパーツを搭載しているのが特長です。データセンターでは、あらかじめサーバラックが何台入るかを計算して設計されることが多く、サーバー機器を積むラックだけでなくネットワーク機器を積むラックもサーバラックと同じ幅で設計されることが一般的です。ケーブルが集中するネットワークラックでは、ワイド600mmや700mmだとケーブルが溢れてしまい、収まりきらないこともあります。そうした問題を解決するために、実際に現場でラックを使う「ネットワークエンジニアの目線」で開発したのが、この『コアネットワークラック』です。

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